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2024/12/05 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
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8月18日
地元を午前5時40分くらいに出て
島徳に着いたのは
午前11時10分
ほとんど不眠不休で運転してきて
ざっと5時間くらい掛かったようだ
つっても
まさか午前中に到着できるとは思わなかった
きっと神明高速で賀滋周りでアレしてたら
阪大の辺りで途中の分岐とか間違いまくって
変なトコで下りたりしちゃって
そのまま渋滞に捉まったり
タコヤキ食べたり
もっと時間が掛かったと思う
( なんせ、ナビないですから )
これは鶴舞狭若高速道路を利用したのが良かったと思う
分岐なんて3回くらいしかなかったと思う
それも、解り易い、間違いようが無い分岐だった
ということで
戸神路淡門鳴自動車道を下りまして
28号線?だったか
そこを走って目標地点へと向かう
んん? ショッピング・モールかなんかかな?
おーつか・うぇあはうす?
と、書かれてあった
ポカリスウェットが壁に大きく描かれているので
塚大製薬のショッピング・モールではないかと思う
うーん......
塚大製薬のショッピング・モール?
ちょっと見た事も聞いた事もないな
島徳では塚大製薬が幅利かせているのかも知れない
これは、たぶん、塚大製薬の倉庫
おお
椰子の木が並んでるぞ
でかいソテツも所々にありました
いよいよ、南国化してきたな
とりあえず
この28号線を
島徳阿波おどり空港www
w阿波おどり空港w
方面に向かう
阿波おどり空港www
を、通り過ぎまして
11号線に分岐合流
そういえば
4国に渡る前にガソリン給油しておこうぜ!
向こうは高いかも知れないから!
つってたのに
すっかり忘れていた
だけども、当時の地元のガソリン価格と比べても4~5円くらい高いくらいだった
これよりもっと先のガソスタだと137円のがあった
ちょっとオナカ減ってきた
島徳ラーメン食べます
生まれて初めて島徳ラーメン食べます
ここの店は、軽く行列になってたので
間違いあるまいと思って入店してみた
食券を買おうと
千円札出そうとしたら
ラーメン460円?
ワンコインじゃないか
やすい!
へー! やっすいなー!
出てきたやつこれ
汁の色からして
くどそう
食べてみゆ
くどい
でも、美味い
麺は細麺で硬め
なるほど、なるほど
と、思いながらペロリと食べて
替え玉を注文して
またペロリと食べた
美味しかったと思う
でも、大量のコーヒーと寝不足で舌が馬鹿になってたから
あんまりよく分からないまま食べたつうのが真相
ラーメン食って
お店を出まして
車に乗り込みますと
車外気温計が33℃なってた
あつい!
ひこにゃんが焦げてしまうよ!
☆ 大事 ☆
そして
食後ですしコーヒー飲みたいな
ということで
マクナルのドライブスルーに並ぶ
お昼時ですから
ドライブスルーも軽く渋滞なっていた
ああ、面倒臭い
もう、コンビニのコーヒーでいいよな?
ドライブスルー・レーンから離脱しようぜ
つってたら
店員さんがマクナルの商品表を手に駆け寄ってきた
『 お待ちの間、注文を決めて下さ~い 』 ニコッ!
ということで
商品表を受け取ったが
あっ! 別に商品表いらないです
アイス・コーヒー2つ欲しいだけだから
と、即、返そうと思ったら
店員さんは忙しそうにパタパタと店内に戻っていってしまった
ということで
商品表に目を通す事無く
☆ 助手席とコンソール・ボックスの隙間にマクナルの商品表を差し込んで放置す ☆
詰まりながらも
ドライブスルー・レーンを進行し
お勘定を支払って
念願のアイス・コーヒーをふたつもらう
よっしゃ...... いこうか!
これで、また、少しの間は、睡魔に殺されずに運転できる
ということで
マクナルのアイス・コーヒーをすすりながら
また、11号線をビャー!と、走る
ここらは島徳市に程近い11号線かな? 55号線かな?
ああ面倒臭い、何号線かどうかなんて訳分からん
とにかく、川野吉バイパスから島徳南バイパスを下に向かってビャー!と走りました
で
まあまあ、退屈な道路
紳士服のアオキ、紳士服のハルヤマが向かい合って建っていたり
コンビニ、雑居ビル、飲食店、100円プラザ、携帯ショップ
などが立ち並ぶ、所謂、地元でいうとパチ号線が少し発達したような景色が続く
でも
3車線あるからなー
どう見ても地元より発展した町だ
地元より発展した町.........
つうか
地元より発展していない町並みを見つけるのが難しいと思う
ほんと、これは一体どういうことなんだろうと思う
ここ、いちおう、本州と分離された島だぜ?
なんで地元より発展してるんだよ?
そりゃあ、阪大が近いつうのもあるだろうけど
地元なんて原発補助金で今までに何億円もらってるんだよ?
そのお金、どこに消えたのか?
どうやったら、あんな寂れた発展途上の町になってるのか理解できない
どういうことだ、いったい
多額の補助金、町長さんとか電力族の懐に消えてしまったのか?
不思議でならない
ということで
さらに走り続けると
まるで地元で言うパチ号線の丸岡あたりの景色に似た景色が
ずーーーっ! と、続いた
ここにきて、つらい
細やかにCDをチェンジす
音楽で心だけでも救済してやらないと
そろそろ、限界が近い
懐かしくて元気でるやつをかけよう
Sugar Ray - Whatever We Are
ヨウツブになかったけど、すごくいい曲だ
力が抜けて、ゆったりとしているけど元気出てくる
我ながら良い曲選択だった
骨場ウィアー♪
そして、この曲が、疲労して会話が少なくなっていた車内に
新しい風を吹き込んでくれた
sugar ray-mr bartender
特に、物凄く、好い曲とは思わないけど
すごく面白い曲と思う
これのお蔭で
退屈な丸岡のパチ号線みたいな景色の中を
バァー・テンダッ! バァー! テンダッ! ( 志村さんのダッフンダッ!の感じで )
と
元気にシャウトしながら車を走らせられた
で
島松小市を抜けて
南阿市に入りまして
たぶん南阿火力発電所の近くを通る
で
そこから、暫く走ると
浜佐土街道つう峠に入っていく
これが、けっこう、バイク乗りが好きそうな峠道で
寝不足と長時間の運転による疲労状態の体に
連続したカーブが続くと
つらい!
☆ 大事 ☆
あと
その峠道に入る前に
なんか、凄い建物を発見する
☆ 大規模なレンガ造りの廃墟みたいな建物だった ☆
是非、寄ってみたい
と、H に頼んでみたけど
帰りに寄ろう、今は目的地に急ごう
ということで、却下された
俺は、ううう...... と、思いながら
車窓を過ぎていくレンガ造りの廃墟を眼で追った
あれ?
なんか、建物の中にランプの灯りみたいなのついてる?
廃墟じゃないのか?
ウワーン! すごく気になるよ!
絶対に帰り道に、ここに寄ってね!
絶対だぞ! もし、素通りでもしたら
地元まで俺、口きかないからな!
峠の途中の道の駅
道の駅 佐和日
道の駅を挟んで奥の山に
城がありました
佐和日城とのこと
さらに
道の駅の横に立派な寺がありました
思い返すと
4国に入ってから
道路上に幾つか寺の看板が出てたけど
たとえば
雑念寺 24番
とか
強欲寺 31番
とか
番号が振ってあった
お遍路さんのアレだな
ここまで峠を走ってきて
4人くらいの遍路さんと擦れ違った
年間にして、何人くらいの遍路さんが4国に巡礼しにくるんだろうか?
こういった、遍路寺とかも
きっちり入山料金とか取るんだろうから
儲かってるんだろうなー 寺なー
などと、H と会話していると
自然と坊主の話になった
そこから
現在の坊主なんてちっともアリガタクないぜ
地元の平永寺の小坊主どもなんて..........
みたいな話になって
『 ほら、昔から言うだろ? 坊主憎けりゃ....... って 』
「 えっ! 知らない、なにそれ? 」
『 えっ! ほら、言うだろ、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い って 』
「 えっ! よく知らない、有名な言葉? 」
『 うそーん...... 普通、知ってると思うんだけど 』
「 でも、それだと、昔の人は立派だね! 偉いね! 」
『 えっ! 立派? 偉い? どこが? 』
「 えっ! なんで? 今朝まで憎かったけど、昼には許したんだよね? 偉いじゃない? 」
『 えっ! 許した? どこで? おまえは、なんの話をしている? 』
「 だって、許す心は大事だと思うんだよ! 今朝まで憎んでたのに昼には許すなんて 」
「 すごく懐が深い立派な人と思うんだよ! 」
『 お、おおう....... そ、そうだね........ 』
きっと、お互いに
心身ともに疲れているな
まだまだ、峠道は長そうだし
ここらでCDチェンジだな
とびっきり懐かしくて元気でるのを入れよう
ミュイイ~ン......
アチッ! CDアチチッ!
エット...... タシカ、コレニ、イレタハズ
パカッ
ミュイイ~ン......
ピッ ピッ
エット...... ココラヘンカナ?
ピッ ピッ
ジャーン! キマシターッ! レボォルーショ!カモン!
USELESS ID-TURN UP THE STEREO
「 うおおおおおお! なつかしぃぃいいい! 」
『 どうだああああ! 元気出るだろぉぉおお! 小宇宙が燃えるだろぉぉお! 』
右に左にカーブを切りながら
横Gでシートに押さえつけられても
元気に! 車内は2人で大合唱で!
ジャーン! 出ぇ~ないっ! 出ぇな~いっ!
Useless ID - Deny It
おらあ!
まだまだ
アーイ! ドンワネッ! インマイワーーッ! アーーーーーーーイッ! アーーーーイッwwwwww
USELESS ID - Suffer For The Fame
うおおお
俺 スクリーマァウッラァウド! H \ オー! オー! /
USELESS ID - State Of Fear
ということで
ゆーすれす・あいでぃー の、お蔭で
辛く厳しい峠を越えられたようなものだった
このアルバムは素晴らしい名曲揃いと思う
個人的にアタリスのソーロングアストリアと同じくらい重要なアルバムと思う
まさか
峠ひとつ越すのに喉が嗄れるなんて
思ってもなかったな
音楽って、音楽って素晴らしいと思った
そうして
峠を越えて
何本かトンネル抜けたら
出てきたぞーーーー!
外海だーーーーーーーーーっ!
俺たちは、やってやったぞ
ナビなし、ETCなし、ウンコ燃費、2人とも頭悪い
の、四重苦だったけど
ここまで、やってきて、やってやって、やったったぞーーーーっ。
2012/09/23 EDIT CATEGORY:しっこく しっこく ▲ TRACKBACK URL
8月18日
うひょー!
http://thesummer.yamatoblog.net/Entry/1731/
ということで
後方に遠ざかっていくのは石明の町かな?
俺は地理が暗いので
なにがなにやら分からんけど
とにかく
うひょー!
すげー!
海に架かる橋なのに!
3車線もあるなんて、すげー!
お?
路淡島沿岸が観えてきた?
路淡島に入島す
おお! 観覧車あるぞ観覧車
でかいやつ
道の駅の観覧車だった
久しぶりに車から降りたけど
日差しが強い
太平洋の日差しだ
皮膚がチクチクする
とりあえず便所行こうぜ
ということで
道の駅に入駅す
中に、こんなのが貼ってあった
戸神、阪大などは
既にゴケグモの生息域が拡大し定着してしまってから久しいと聞いていたけど
ここ路淡島でも繁殖しているっぽい
こわい
ここに来るまで随分とコーヒーばかり飲んできたから
コーヒーくさい小便が出たな
ということで
道の駅内部を散策す
夏っぽい
ということで
柄にもなく、記念写真を撮る
なんだそのポーズ
へんなの
こういうのは
別に後姿でいいと思う
モザイクかけるの面倒臭い
ということで
あそこから
あの上をビャーと通って
路淡島に渡ったらしいぞ
すごい!
路淡島沿岸の町
んん?
なんか、でかい観音像みたいなのが........
変な宗教が巣食っているのかな?
ということで
一路、4国目指して戸神路淡門鳴自動車道を直走る
このような長閑な景色が延々と1時間くらい続く
内陸にぶち抜かれている道路なので
海とか見えないから
けっこう退屈な景色が続いた
ああー、つまんねー
もう、ひたすら一直線に4国に続くだけだから
地図とか広げなくてもいいし
だからと言って
景色が素晴らしい訳でもないし
もう、地元を出てから何本目の缶コーヒーか分からんけど
とにかく
眠い眠いモードに入らぬように
コーヒーすすりながら走るだけ
つれー
あれ?
また、でっかい橋が見えてきたぞ
これはまた、立派な........
んんん!
ちょっとまて
門鳴大橋って看板でてるぞ
あああ
H 嘘ついたな!
さっきの大橋は石明大橋だったんじゃないか?
俺、一生懸命 うずまき 探してたのに
道理で うずまき なかった筈だよ
俺がなにも知らないと思って
うそつきやがってー!
などと
H を責めていたら
うずまいてるーーーーーっ!
すげええええええ!
まじで、うず、まいてるよーーーーーーっ!
はー...........
いいもの観れたなー..........
俺は生まれて初めての うずまき体験したよ
ほんの一瞬だったけどな
すごかった
そしてついに
島徳市内に入った
生まれて初めて4国の地を踏んだぞ
まずは車のタイヤで。
2012/09/23 EDIT CATEGORY:しっこく しっこく ▲ TRACKBACK URL
8月18日
朝5時30分から旅立ちまして
ガソリンを3,000円分、給油し
ノース陸自動車道に乗って南下
賀敦ICで高速を下りまして
コハマICまで下道を直走る
恒例の、おとぼけバービー前を通過したのはam7:16
順調、順調
アクビが出るくらい順調だ
そうして、コハマICに到着
乗るの初めて、舞鶴ティーンエイジャー道路
そして、びっくり
まさかの....... まさかの.........
片側1車線同士の対面交通だと........
しっかりした中央分離帯もありませんで
隣同士を隔てるのは ふにゃふにゃのセンターポールのみとか........
し、ししし、昭和時代の高速道路かよ?
ざ、ざざざ、財源不足だったのかな.......
て、ててて、天狗の仕業かな.......
高速で正面衝突だけは勘弁です
なんて、こわい、こうそくどうろだよ、きをつけて、うんてんしないと........
という気持ちで直走る
暫く走り続けたら
ちゃんと2車線同士の中央分離帯ありの安全な? 高速道路になりました
am8:46
ええと......
ろ、ろくにん.....べ?
ろ、ろくにんぶSAに到着したぞ!
さっき調べたら むとべ と、読むらしい
翼をさずかったせいで
眠気もこないし、アクビもでないけど
カラダは少しずつ不調なってきたので
なんとなく売店の土産物を物色しつつ
ゾンビのように歩いて紛らわす
am9:10
ええと.....
次のココは、なにSAだっけか?
紀西SA? だったか.....
ちょっと疲れてきて覚えてないな
波丹の黒豆だ
これは俺でも知ってる
美味しいよね波丹の豆黒
さて
おなかが空いた
朝の5時から運転してて
翼しか飲んでない ( その後、缶コーヒーは3本くらい飲んだけど )
いい加減、オナカが空きましたので
これから、うどんの国に行くと言うのに
キツネ・ウドンを食べました
味は普通でした
寝不足の状態で
心が落ち着くウドンとウドン汁なんか飲んでしまうと
流石に、眠気に襲われる
CDをチェンジす
つくった中でも一番荒ぶったやつにする
いっつもこうなる
何度ベストつくっても
いっつもこの並びになる
でも、テンション上げるには昔からこの並びがベスト
ダサい! と、言われようが、これが俺の荒ぶるベスト並び
ということで
ここのSAで H と、運転交代
am9:48
もうすぐ戸神ザンクソン
おおっ! やっと島徳の表示が出てきたぞ!
分岐だ! 分岐するぞ! 注意しないと!
うひょー! うひょぉぉぉおおお! 島路淡の表記が出たぞーーーっ! うひょーーーっ!
おい H 右だぞ! 絶対に右だぞ! でも戸神とかも行ってみたいな.....
魅力的なー 戸神.....
am10:12
なにあれ? あれ、なあに?
なんだああああああああ! うわあああああああああ!
なあああああああああああああ
なななななな、なあああああああああああああああ
うおおおおおおお
すげええええ
はし? はし? はしなの?
あれ、はし?
えっ!? あれが門鳴大橋!?
うそつけ! まじかよ? うそついてるんだろ?
ほんとなの?
ふーん、なるほどー
へぇー.....
ぐ、ぐぬぬぬぬぬ......
ぬわーーーーーーーーっ
すげええええ やっとここまできたぁぁああああ
うわあああ! すごいすごいすごいなーーーーーっ!
うひょおおおおおおおお
この日一番テンションが最大に達した時と思う。
( 38君、犬みたいになってるから、少し落ち着いて と、注意される )
2012/08/22 EDIT CATEGORY:しっこく しっこく ▲ TRACKBACK URL
第一章 《 ハチサンと呼ばれる中年男の影に怯える俺 》 ムラカメ・ハルキ風
2012年☆夏 8月18日
am5:39 出発の朝
朝焼けに照らされた車庫の隅っこ
その僅かな暗がりから
『 それで、本当に行き先は4国に決定したんだね? 』
と、ハチサンと呼ばれる中年男の影が、俺に語りかける
俺は、うなずき
俺は答える
「 とりあえず、現金を5万と3千円、用意できた 」
「 かなり苦労した 部屋中の引き出しを捜して集められるだけ 」
ハチサンと呼ばれる中年男性は言う
『 まあ、悪くない金額だ 』
続けて言う
『 それで、本当に、白サーフで行くのかね? 』
『 スペア・タイヤも積んでいない 』
『 ETCもない、この時代にナビすらない、JAF会員にも加入していないね? 』
『 僕が覚えている限り、エンジン・オイルの交換も車検以来、そのままだろう? 』
『 そもそも、君のようなコミュ障で全国の都道府県名も知らない世間知らずが 』
『 さらに言えば、君は絶望的な方向音痴ときている 』
『 そんな君が、いきなり4国なんて、自殺行為だと..... 』
俺は、ハチサンと呼ばれる中年男の話を遮り
こう言う
「 それでも、行かなきゃならない 」
「 もう、決まった事ですから! 」
「 もう、決まっちゃった事ですから! 」
『 そっかぁ~、じゃあ、仕方ないよねぇ~ 』
ハチサンと呼ばれる中年男は言う
『 まだ、なんにも始まっていないうちから 』
『 暗いことばかりを並べたてても仕方ないものな 』
『 君はもう、心を決めたんだ 』
『 あとは、それを、実行に移すだけのことだ 』
『 だけども、それは、金銭面でも相当なタフさを要求される旅になるぞ 』
『 君は、この夏、その旅の中で、カボチャのようにタフにならないといけない 』
『 カボチャのようにタフな中年男性に..... 』
『 肉体的にも、精神的にも、金銭面でも、だ 』
『 君は、タフガイにならなければ..... 』
俺は、朝焼けの中、安物のサン・グラスをスチャ!と装着し
こう言う
「 やったるさ 」
「 やってやります最後まで 」
「 タフガイ? タフガイだと? 俺がなりたい人間像そのままだ 」
「 みとけよ、俺のタフガイ精神を 」
「 俺の弱い心め..... 」
ハチサンと呼ばれる中年男の影は
最後に、こう残す
『 君は失敗する 』
『 そういえば、一泊すると言っていたね? 』
『 僕からの、忠告と言うか、呪いめいた言葉を送ろう 』
『 宿に注意したほうがいい 』
『 キー・ワードは、《民宿》 と 《パン》 だ 』
『 ああ、そうそう 』
『 マぁクド・ナァルドにも注意したほうがいい 』
『 君は、君たちは、失敗する 』
『 くっくっく.... あっちは、うどんの聖地と言われているね? 』
『 これは断言しよう 』
『 君たちは、うどんも食べられないだろう 可哀想に 』
『 そもそも、波なんて......... 』
『 うふふふふ........ 』
ハチサンと呼ばれる中年男性は
気味の悪い薄ら笑いを浮かべながら
倉庫とアパートの隙間の陰に身を滑らせ
そのまま、掻き消えた
( やってやるさ...... タフネスに...... )
タフガイは言い訳なんてしないけど
ちょっとだけアレな事がある
実は殆ど寝てない
寝ようと思ったのが深夜の2時30分頃で
寝床に入ってから
次から次へと心配事の種が花を咲かせ
それについての対応を考えたくないのに考えてしまって
こうきたらどうしよう
こうなったらどうしよう
大丈夫かな?
なんとかなるかな?
などと
悶々とベッドでゴロゴロしながら考えていたら
時刻は4時近くになっていた
いつもの事だ
それから1時間なのか30分なのか分からないけど
寝たような寝てないようなアレだ
それでもハンドル操作してアクセル踏みます頑張ります
そして
高速に乗る前にガソリン入れる
自分の体も朝からガス欠気味だ
ですから
タフガイに必須な飲み物を飲む
翼を! さずかる!
ココロ、カラダ、ともに、いざ! タフガイに!
俺のさずかった翼は
4国まで抜け落ちずに行けるだろうか?
行けるとも
行くしかねえ
重いペダルにやっとこさ脚を乗っけた気分だ
車だけどな
そういえば
ベストは10枚焼いた
それのせいで寝床に入ったのが2時30分になった
9枚中の1枚だけ全部邦楽のやつを作った
これを聴きながら H の家まで迎えに行った
個人的にウニコーンの自転車どろぼーにも負けないくらい名曲と思う
なんとも夏の朝にピッタリとする
以上で
旅立ちの朝のポエムは終了。
2012/08/20 EDIT CATEGORY:しっこく しっこく ▲ TRACKBACK URL
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