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2024/05/13 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

屋根雪下ろしバイトの思い出 ③






みっつめの現場に到着して直ぐに

ふたつめの現場で貰ったチオビタを飲んだ

P1190141p1.jpg
























やってやるです・・・

やってやるですよ!



コスモを燃やしていたら

お向かいのお宅の家屋根でも

まさに雪下ろし真っ最中

P1190142p2.jpg



























キオツケテ・・・ オチタラ死ヌヨ・・・

P1190143p3.jpg






























思ってましたら

ボクたちの現場も落ちたら死ぬ高さでした

P1190144p4.jpg
























そろそろ体も疲れてきたし

その疲労によって集中力も落ちるですから

こっからはまじで気を引き締めて作業しなきゃ駄目

俺は高所恐怖症ではないけれど

それとこれとは話が違う

遊でる最中に高いトコから落ちて死ぬのは

自分の自業自得だから我慢できるけど

仕事中に滑落して骨を折ったり内臓破裂で死んだりするのは

すごい悔しい

自爆霊になってしまう可能性がある

だからキヲツケル




みっつめの現場終了




うおお

疲れたなー

これでやっと帰れるかと思ってたら

よっつめの現場が出現しよった

しかも

鉄筋コンクリート住宅の3階建て

P1190148p5.jpg

































さらに

罠が発動

M と 山師A が

ブルドーザーをレンタルする為に

一時的に離脱

ブル組が帰ってくるまで

俺 と 山師B  2人で雪下ろしすることになった





さらにさらに

ふたつめの罠が発動

ある程度、屋根雪を下ろしたら

ここの住宅は鉄筋コンクリートであるが故に

屋上はフラットで滑落の危険は少ないけれど

外壁からのタチアガリ?がありまして

それが人の腰くらいの高さがありまして

ママサンダンプが使えないという事態に・・・




そこにきて

山師B が怖ろしい手段に出まして

なんと

雪でジャンプ台を作ったのです

ママサンダンプで勢いをつけて

そのジャンプ台から雪を投げ捨てるのです

これにはまじで参りました

80回くらいその作業を繰り返したら

もうゲッソリしたです

何度も


「 ちょっと1分だけ雪の上で大の字になって休憩していい? 」

「 1分だけ休んだら、すぐに元気になりますので・・・ 」




言葉にしたかったけど

男の子のプライドというものが邪魔をして

声に出せなかったです





みっつめの罠が発動

M と 山師A が

途中ではぐれた

M はブルドーザーに乗ったまま

どこかで迷子になってしまったらしい

山師A は 必死になって M を探している

という連絡が入った






ということで

山師A と M は

2時間近く帰ってこなかった

ですので

ここの屋根雪は2人で下ろす羽目になったです






遠くにオー・ノー城が見えました

P1190149p6.jpg
























P1190149p7.jpg
























なんて寒い景色だよ・・・ おうちに帰りたいです・・・






ブル組が帰ってきた頃には

屋根雪は無事に全部下ろして

よっつめの現場終了

P1190151p8.jpg
























M と 山師A は

何度もスミマセンと誤ってたけど

ちょっと仕事量が違うんじゃないか?

これで給料が同じだと不公平じゃないか?

などと

心では思っても

それを言葉にしてはいけません
 
責めてはいけません

仕事ってのはそういうもんです

背中で泣くのが男です






-帰りの車内で-




M


「 今日はゴメンね・・・ まさか4件も回るなんて知らなかったので・・・ 」

「 ぶっちゃけ今日の仕事はハズレでした 」

「 えへへ 」







「 うん・・・ もう暫くは雪なんて見たくもないよね・・・ 」

「 次は当たりの仕事の時に呼んでよね・・・ 」

「 ぐすっ・・・ 風邪引きそうだから 早くお家に帰してよね・・・ 」









-屋根雪下ろしのバイトを終えて-


実は なかなか楽しかった

雪かたしってのは

人を夢中にさせる何かがある

そしてから

屋根の雪下ろしなんて

中学生の頃に親戚の家で経験した以来だった

そしてから

こんな事も思った

年寄りが屋根雪下ろしで死ぬのも分かる

かなりの重労働だ

疲労を感じたり集中力が切れてきたのを感じたら

中途半端でも直ちに雪下ろしは中止したほうがいい

だけども

人は雪下ろしの魔力に負ける

あそこら辺のコンモリしたトコを もうちょっと削りたいな・・・

テレビの屋根アンテナのトコを もうちょっと削りたいな・・・

そういうのが命取りになるんじゃないかと

ちょっと思った

さらに

21世紀も1/10が過ぎたというのに

未だに人の手によって屋根雪下ろしとか

自然には勝てんのですな・・・



思いました

あと

新しく夢もできました

俺、ジジイになったら

ミックニーに住もうと思う

塩害のほうが何倍もましだ

雪害に比べたら。







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