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2025/04/21 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
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2025/04/21 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
8月13日
ぐじょうはちまん から 地元まで戻りまして
これで終わりかと思いきや
バイクに乗りました
短めの海まで つーりんぐ に、行きました
俺はT壱のバイクのケツに乗りました
バイクのケツに乗るのなんて
たぶん、3年? 4年? 振りくらいだ
ちょっとワクワクしました
とりあえず
南海岸に向けて
バイクで出発す
橋を越えた直後から
湿気った雨の匂いがした
南海岸方向の空には
どす黒い雲が見えた
これは.......
もしかしたら向こうは雨かも知れない
進路を国三ビーチ方向に変更しよう
ということになった
途中
ミニクの山頂辺りに3発くらい落雷するのを見た
江春方面にも4,5発落雷するのを見た
まさに
無礼man 前の方を見よ
落雷のあとに人の群れ
無礼man 壊れた小屋の中
少年は息を引き取った.......
だ
のーーーっ
のののの、Nooooooooo!
少年のように息を引き取りたくねぇぇ
間違いなく南海岸方向から積乱雲がゴロゴロこちらに攻めてきている
逃げろ! 逃げろ! とにかく、国三方向へ!
なんとか国三ビーチまで!
間に合いませんでした
倉庫館(消失)の前のコンビニで雨宿りなりました
きっと、山のほうで天狗を馬鹿にしたのが駄目だったんだと思う
写真では分かり辛いが
激しい土砂降りなりました
俺にとって海沿いを走る細いタイヤのチャリンコは敵です
理由は車を運転してると、すごく邪魔だからです
でも、こういう時ばかりは
こっちに! 早く! 早く避難してーーっ! と、思いました
その後
コンビニでジュース買って飲んだり
立ち読みしたりして
30分ばかり雨宿る
そうしていると
国三ビーチの方向から夕陽が見えてきた
おお! おおお!
あっちは雲が薄くなってきたぞ
こっちも雨粒が小さくなってきた
ようし
とにかく国三ビーチまで走ろう
ということで
T壱のバイクのケツに跨ってビーチへと
( これでズボンのケツが濡れた、とても不愉快な気分 )
その途中
所々、アスファルトが窪んでいる場所に深い水溜りが出来ていた
その度に、俺とT壱は両足をステップから外して
高く上げねばならなかった
足が攣りそうになりました
T藻君はコンビニから合羽を着込んでいたので (ずるい)
余裕で後ろを走っていたけど
国三港駅あたりの水溜りの前で
いきなり加速しやがって T壱のバイクを抜かしやがった
俺とT壱は
そのT藻君の動向を
『 お? 』 『 おおっ? 』
と、見守っていたが
T藻君の野郎! とんでもねえことしやがった!
俺らを抜いた先で
でっかい水溜りにバイクで突入しやがったのだ
T藻君のバイクのタイヤが弾いた水溜りの水が
扇状に広がって俺たちに襲い掛かる
俺たちパニックになる
\ バシャシャシャーーーー! /
『 ぎゃあああ うおおおお ちくしょぉぉおおお 』
『 あの野郎なんてことしやがる! 自分だけ合羽着やがって! 』
『 ビーチに着いたらオボエトケよ! あの野郎! 砂浜に埋めてやる! 』
『 あほー! あほー! T藻君のぼけーっ! 』
ということで
それほど強い雨には降られずにビーチに到着
つっても
2割くらい服が濡れたので
ちょっとションボリしながら海などを眺める
ちょっとした爆弾低気圧だったのだろうか?
海にも小さなネリウが寄せてきていた
おいおい.......
まだ、遠くでゴロゴロ言ってるのに
海遊びなんてよくやるわ........
と
一瞬、口にしそうになったが
よく考えたら
その雨・雷の中をバイクで走ってきた俺らはどうなんだ?
ということで
口には出さなかった
国三の沖合いには短時間だけ晴れ間があったけど
徐々に厚い雲が覆ってきた
どうするんですか? これ?
この、ほんの少しの雲の切れ間を追いかけつつ
市内まで戻るんですか?
どーするのよー?
つってたら
T壱は時間が無いらしく
強行突破すゆ! 自宅まで!
つった
俺はそれを聞いて
ふえぇ........ と、思った
と、とにかく
今から辛い目に遭う可能性が高いから
この綺麗な海を見詰めて落ち着こう.........
いよいよ
出発の時がきた
海側は晴れているのに
わざわざ暗雲が立ち込めている市内へと
屋根なしの剥き出しの体のままバイクで走って帰るのだ
さようなら....... みなさん....... さようなら..........
立派に散ってみせます............
誰か....... ぼくの名前を覚えておいて..........
さんじゅうはちといいます....... さんじゅうはちといいます.............
堤防を走っている途中から
雨粒が大きくなってきたのを実感す
( ここらで4割くらい服が濡れる )
堤防を下りたくらいから
自宅方向の空を見上げると
もう.......
それはもう.........
漆黒・暗黒の雲がこれでもかとモクモクしている
あそこに......... これから........ 帰るんだな..........
オーマイガー....... オーマイガー..........
信号待ちの間
俺はT壱のバイクのケツで
こんな表情で空を見上げていた
堤防を下りて少し先の
いつものサークル・ケーあたりから
さらに大粒の雨が密度を増して降ってきた
そこから先にT壱と交わした会話は
『 いてっ! 』
『 ぁいたっ! 』
『 なにこれ? 雨粒いたいっ! 』
『 ちょっ! T壱、雨が痛いんだけど! 』
『 ううー 』
『 あ゛ああー 』
みたいな会話? しかしていない
雨粒ってバイク乗ってると痛いんですね
まじでアラレに降られているのかと思うくらい痛かった
無事、帰宅した
写真では分かり辛いが
8割方水死している
自宅玄関を開けてから
そのまま脱衣所に直行
その途中
母に変な目で見られたが
『 まあ、気にするな 』
と、右手を広げて前に突き出し
なにも喋るな・俺の事は放っておいて
というジェスチャーで母からの質問を回避す
そうして
浴室にて温かいシャワーを浴びる
シャワーを浴びながら
この日のバイクは楽しかったのかどうなのか考える
どうなんだろう?
確かに雨に打たれてズブ濡れの姿を
『 うわあ...... こいつら雨の中バイクで....... アホだ........ 』
と、車の中から見られるのは屈辱的なアレだったが
屈辱的?
果たしてそうだっただろうか?
俺の本当の心の中は違ったのではないか?
思い出してみろ
ようく
思い出してみろ
もう、服が6割方水死した時点から
ぬおおおおおおおおおおおおお
もう、どうなってもいいや
どうにでもしたらいいじゃない!
もっと降れ! もっともっと強く降れ!
うひょーーーー
あはははははははははははは
はーーーっ はっはっは
という
快感のようなモノを感じていたのではないか?
そうか
どうやら雨の中のバイクは楽しかったらしい
ま、晴れてたらもっと楽しかったと思うけど
これはこれで
楽しい夏の思い出となった。
( 気がする )
2012/08/15 EDIT CATEGORY:海のもの ▲ TRACKBACK URL
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