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2024/04/28 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

シロクンとの別れは名残惜しい







9月9日






昼飯を自宅で食べまして

そのまま

午後3時過ぎまで白目剥いて過ごす

もう、このまま

二度寝してやろうか?

とも、考えたけど

ベッドで横になって眼を閉じると

シロクンの姿が頭に浮かんでくる........

ご主人様! 行きます! 会いに行きますとも!

しばらく! あいやしばらく! お待ち下さい!

ということで

午後4時近く、島駐車場横の港に到着

DSCF0478.jpg1.jpg
























鍵束をジォラジャラさせてみたが

シロクンからの返事はない

今日は、少しだけ北風がありましたから

もしかしたら鍵束の音がシロクンに届かないのかも知れない

と、思いまして

短い突堤の先まで歩いてみると

DSCF0479.jpg2.jpg
























突堤の足元に

釣られたイカさんが吐き出した墨の痕が沢山あった

俺は、ちょっと心配になる

もしも、シロクンに雑魚イカを与える釣り人が居たら

シロクンが危険だ

生のイカなんて食ったらシロクンが........

つっても

なにも悪気があってあげる訳じゃないし

猫が生のイカを食ったら駄目だという事実を知らないだけで

ほとんど好意であげる訳だから

そういう釣り人が居たとしても

怒る気持ちはない・心配なだけだ

シロクンの幸運にかけるだけだ







ということで

こっちの短い突堤側にはシロクンいなかったので

あっちの漁具小屋のほうに鍵束をジャラジャラさせると

『 にゃーお! 』

という返事があった

DSCF0481.jpg3.jpg
























ようよう! シロクン!

最近はイージーターゲットなったなシロクン

必ず会えて俺は嬉しい

DSCF0483.jpg4.jpg




























右目の下の目ヤニを拭ってやって

頭やら背中を撫で回してやっていたら

左前脚? 左後脚? を、少し怪我している様子

歩くときに、少し、ビッコをひく状態だったが

脚を擦ってやっても

別に嫌がらない様子だったので

なんか肉球に棘かなんか刺さったような怪我だと思う

シロクンを一頻り(ひとしきり)撫で回したあと

クリティカの子猫の事が気になったので

島横に移動することに

シロクンには漁具小屋の裏で待っててくれるようにお願いした







島横に移動したが

コーヒー牛乳しか居なかった

DSCF0492.jpg5.jpg
























コーヒー牛乳はアレだな?

シロクンやクリティカと違って

夏も冬も毛足が短いから

今年の夏は暑かったけれども

あいつらよりは暑さに悩まされずに済んだんじゃないだろうか?

DSCF0491.jpg6.jpg




























今日は

気温は33℃くらいあったようだが

海沿いに居ると

涼しい海風が吹いておりまして

そんなに不快なアレではなかった

空も雲がちな空模様だった

DSCF0494.jpg7.jpg





































さて、シロクン

シロクンは約束通り、待っていてくれただろうか?

おっ シロクン!

DSCF0496.jpg8.jpg
























やっぱりシロクンは頭いいな

ちゃんと漁具小屋で待っててくれた

漁船保険シロクン株式会社

DSCF0496.jpg9.jpg
























少し、ビッコをひいて歩くシロクンを連れて

漁具小屋裏のベンチへと移動す

ふふふ シロクン

シロクン?

DSCF0498.jpg10.jpg
























そんな.......

そんな寂しげな瞳で俺を見ないで........

DSCF0498.jpg11.jpg




























俺は、約束通り、ちゃんと、すぐに戻ってきただろう?

俺は、いつだってシロクンの見方だぜ?

今日だってアレだ

わざわざ、なみもないのに

ガソリン価格も高騰してるし愛車はガス食いウンコなのに

片道30分かけて海沿いまで出てきて

シロクンだけに会う目的で

ここに来てるんだぜ?

そこのところ

わかってくれてるのかなぁ....... シロクン.........

DSCF0503.jpg12.jpg
























まあ

分かってくれてなくても

どうでもいいけどな

俺はシロクンが好きだからここに来ているのだからな

DSCF0504.jpg13.jpg
























シロクンは

本当に、好い野良猫だ

爪を立ててカリカリを催促するでもなく

飽きて離れるでもなく

ずっと俺の横にチョコンと座って居てくれる

DSCF0505.jpg14.jpg
























海........

海とか眺めるのも

基本は独りで飽きるまで眺めるのが好いよな

友達や恋人と眺めるのも好いだろうが

独りで眺める海の景色こそ

本当に心がアレになる海だと

俺は思うよ

でも

それよりなにより

白猫と一緒に海を眺めるという行為が

こんなに素敵なモノだなんて

あまり多くの人は知らないだろうな

DSCF0508.jpg16.jpg
























そうして

一頻り、シロクンと海を眺めたり

シロクンの尻をペシペシ叩いてやったり

( けっこう前から、シロクンはこうやって俺に向かって尻を高く上げてくるようになった ※スプレー行為とは違うようだ )

( こうやって、尻尾の付け根くらいをペシペシ叩いてやると喜ぶようだ )

してやって

DSCF0507.jpg15.jpg
























いつものように

カリカリの小袋を1袋

ベンチの下に巻いてあげて

ダッシュでその場を離れた

( シロクンが駐車場まで着いてきてしまうと危ないから )



車に乗り込み

ゆっくり漁具小屋の前を通ると

DSCF0509.jpg17.jpg
























カリカリを食べ終えたであろうシロクンが

まだ、ベンチの前でキョロキョロしていた

DSCF0510.jpg18.jpg
























シロクンにとったら

カリカリを食べ終えて目線を上げたら

何時の間にか、そこに居た俺の姿は消え失せている事になる

小さい脳味噌で 『 不思議だなー 』 と、思っているのかも知れない

俺にとったら

こんななシロクンの姿を見てしまうと

すごく名残惜しい気持ちなる

運転席側の窓を半分開けると

シロクンが

『 にゃうー 』 『 にゃおーーう 』

と、俺を呼んでいるかのように鳴いていた

すごく、胸が痛くなる

こういう所が

他の猫たちと違うシロクンのかわゆさ

他の野良猫だったら

俺がある程度、縄張りから離れると

『 ふーん、おまえ、帰るの? じゃーな 』

みたいな感じで

そっけない態度だけども

シロクンの場合は

『 もう行っちゃうのか? もうちょっとここに居ろよ 』

みたいな態度だ

昔は、こう思っていた

野良猫との別れはサラッとしていて寂しくないな



犬だと、こうはいかない

鼻をクーンクーンと鳴らして

行かないで! もっと遊んで!

と、犬は言うから

別れが寂しいものになるよね

そこのところ

野良猫との別れはサッパリしてて良いモノだと思っていたが

シロクンは他の野良猫と違うのだ

別れると、俺も、すごく寂しい。







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2012/09/09 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

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