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2024/12/05 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

11月23日のシロクン







11月23日






海遊びを早々に諦めましたから

シロクンに会いに行った。

ここ最近、海が時化っておりましたから

漁師さんも出てなかっただろうから

きっとシロクンは腹ペコだろう。






ということで

久しぶりの晴れ間が休日と重なりまして

島駐車場は満杯になっておりましたので

徒歩で港まで下りる。

漁村から島駐車場まで鍵束を振りながら歩いたが

シロクンからの返事がないので

島駐車場を横切ってトンネル方向へと歩いてみましたら

島駐車場の海側に停められている車の下からシロクンでてきた。

車のエンジン熱で体を温めてたのかも知れない。

シロクンの野良猫経験値は

そこそこ高いと思うけど

あんまり車の下とかで暖を取るのは

危ないから止めて欲しいもの。

つうか

こう、そこらに観光客が大勢歩いてる時に

にゃー にゃー 鳴きながら俺のトコに擦り寄ってくるのは

恥ずかしいから止めて欲しいの。

俺は恥ずかしいものだから

こんな猫、知りません。

という態度で早足で歩くのだけど

そうすると

もっと大きな声で にゃー にゃー と、鳴きながら着いてくるので

なんであいつに白猫ついて行ってるんだろう?

というような観光客の視線を背中にバリバリ感じる。

ですから

俺は背中を丸めて足早にそこから立ち去るしかないのだ。









ということで

島駐車場から離れ

人の視線が届きにくい

港の一角に腰を下ろす。

 

そうすると

すぐにシロクンは腹を見せてゴロゴロと地面に転がる。



犬も同じだけど

このように腹を見せる行為は

動物にとって咬まれたら急所となる腹の部分を相手にさらけ出す事により

わたしに 敵意はありません という犬猫なりの表現らしいのだけど

俺とシロクンは

もう随分と長い付き合いなのだから

こんなふうに、いちいち腹なんか見せなくっていいと思うんだが

まあ、そこまでアレしてくれるならば.............

ということで

シロクンのモコモコの腹の毛皮を撫でてみたりしている。



猫にも色々と性格があって

腹を見せて転がるくせに

腹を触られると怒る猫も居るらしい。

上に記したように

動物にとって一番弱い部分を曝け出して敵意がありませんと表現しているのに

いきなりその弱い部分をワッシワッシと触られたら

かなり無礼な行動だと思うし

怒って当然と思うのだけど

シロクンのように腹を触っても怒らない猫も居るので

もしかしたら敵意とかそんなだけじゃない

なにか別の意味合いがあるのかも知れない。



今日は趣向を変えてみたぞ。

鶏肉じゃなくて焼きカツオの生タイプのやつだ。



ということで

封を切ってカツオの頭をほんの少しだけ露出さしてやったら

シロクンはそこに咬みついて

スポーン!と一発で全部ブッコ抜いていきやがった。

しかも、ほとんど、まるのみ。

こういうタイプのアレは値段が高いつってるのに

どうせならもっと味わって食ってくれつってるのに

どうしても俺の気持ちが伝わらないようだ。



ほとんど味わわずに丸呑みしやがったくせに

空になったヤツをペペロ!ペロペロ!と舐めやがって



それ、後で俺が拾って帰るのに

ヨダレでベトベトにしやがって。






まだ午後3時48分だと言うのに

太陽が随分と低い位置にある。



俺が冬嫌いなのには

このように日が短いつう理由もある。








さて

シロクンはオナカも落ち着いて

俺の横で眼を細めて座っている。



到着して直ぐは少し雲がかかっていたが

今は太陽が顔を出してポカポカと暖かい。

シロクンも日光を浴びて気持ち良さそうだ。

俺ひとりと猫いっぴき港でボーッとしてるのも飽きてきたので

シロクンの尻尾を摘まんだりして遊んだ。

 

シロクン、昔は尻尾も真っ白だったのにな。

港に住みだしてからというもの

どこかしらこうやって船のウインチみたいなヤツの潤滑油で汚れている。







お?

毛繕いするのか?

 

シロクンは腹がいっぱいになって満足すると

こうやって毛繕いをします。

もう毛繕い終わったのか?



人間の俺から見ても中途半端な毛繕いだったな。






寝ちゃう体勢にはいった。



つっても

俺は今までに一度もシロクンが深く眠っている姿を見た事がない。

たまに横で スー スー と寝息を立てている時もあるけど

それは極浅い眠りのようで

近くを人が通ったりするとすぐに眠りは解除される。

上の画像のようにゴロンと横になって目を瞑っていても

シロクンの耳は常にパタパタと向きを変えて

辺りの物音を警戒している。

俺が横に居る時くらい安心して寝てくれたらいいのにと思うが

流石、野良猫シロクンだなー と、思います。







いよいよ

香箱座りの体勢に入ります。



香箱座りになりました。

 

なんだか神妙な顔をしているが

猫にとっての香箱座りつうのは

満足している・安心している

という気持ちの時にとる体勢らしい。

ですので

俺はここの部分に人差し指を突っ込むのが好きだ。

 

誰でも猫好きなら突っ込みたくなる箇所と思う。



ここに指を突っ込むとシロクンはどんな態度を取るのかと言うと

すごく迷惑そうな顔をする。

それでも俺が止めないと

この体勢のままモゾモゾと後ろに後退する。

下の画像は俺の指に対して文句を言いたそうなシロクンの口元である。

 











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2013/11/25 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

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