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2024/04/24 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

クリティカの子猫3匹







7月6日






民宿のオバチャンは

あそこの玄関に子猫が居ると教えてくれた。

( あそこの家って空家じゃなかったのか? 夏の間だけ住んでるのかな? )

それに

空を見上げて 『 ひと雨きそうやねぇ......... 』 と、付け加えた。

俺はクリティカがまた子猫を産んだと言う事実を知らされて

民宿の前で暫くボケーと立ち尽くしていたが

オバチャンが言った通り

すぐに大粒の雨がパタパタッ!と落ちてきたから

俺は慌てて傘をパンッ!と開いた。

クリティカは傘が開いた音にビックリ顔した。



そしてクリティカは俺を見上げて一声ニャーと鳴くと

トテテー!と民宿前の階段を駆け上がって

オバチャンが言っていた家の玄関口へと折れて行く。

俺もその後について行く。

すると............



うわあ小さい............。

ボールに納まるくらい小さい。



雨がさらに酷くなってきた。

クリティカも玄関へと避難する。

子猫の食事を見守っている。



ガラス越しなら安全だと分かっているようだ。



それにクリティカがこっち側に居るので

必死にニャーニャー鳴いている。



またさらに雨が酷くなり

傘を差していても膝から下がびしょ濡れになるくらいの大降りなったので

これは堪らんと思い。

ゴメンナサイと思いながらも玄関テラスの中に避難さしてもらう。

入った瞬間から子猫に威嚇される。



前脚をクロスさせての威嚇まで。



すっ、すぐに出て行くから

ちょっ、ちょっとだけ雨宿りさせてくれ。






少し落ち着いたようだ。



それにしても

真っ白な子猫だ。

シロクンも子猫の頃はこんなだったのかな。



子猫にストレスになるかも知れんと思い。( 不法侵入だし )

まだ雨宿りして1分くらいしか立ってないけど立ち去る。

立ち去ったのはいいけど

依然雨足は強く

とりあえず

ここのモデルハウスの玄関に避難する。



それでも

流石に海側だから

何物にも遮られずに雲は素直に流れていき

スコールみたいな雨は5分くらいでピタッと止んだ。







さて

雨も一旦止んだ事だし

次はコーヒー牛乳でも探してみるか............ と、思い。

神社の裏まで歩いてみるも

コーヒー牛乳、居らず。

それならば港まで下りてシロクンでも探すかと

島駐車場まで鍵束を鳴らしながら歩くも

シロクンも居らず。

そうか

酷い雨の後だから

コーヒー牛乳もシロクンも、どこか別の場所に避難しているのかも知れない。








ということで

この時間帯は猫に会うのは難しいと考え

また漁村方向へと帰る事にす。

そしたら

んん?



な、ななな、なんか居る!



ぐわあ、ちいさい.............。



この時、クリティカが俺の足元に纏わりついていたので

( 鍵束をポケットに収納してクリティカに見つからないようにしていたのだが )

子猫は母が恋しくて駆け寄ってきた。

しかし

俺を怖がって

あそこの側溝に逃げ込んでしまった。



一生懸命ニャーニャー鳴いて母を呼んでいる。



クリティカ、俺の事はいいから

早く子猫と一緒に居てやれよ.............。

つってたら

あそこの茂みから

もう1匹、飛び出てきた!



写真がブレてしまったが

これもまた可愛らしい黒子猫だ。

よく見ると眉間の辺りに虎柄みたいな模様があるから

黒猫つうより黒虎柄の子猫だろうか?









クリティカが子猫を無視して俺に纏わりついているから

仕方なくシロクンにと思って持ってきたカリカリの小袋を与えて

この場から立ち去る。









帰り道

子猫が3匹か.............。

と、思いながら歩く。

子猫は かわいい けれど

本当の所は子猫など産まずに居てくれたほうがアレだな.............。

去年もクリティカは同じように3匹出産したが

無事に育ったのは1匹だけだった。

その1匹にはメタリカと名前を付けたが

そのメタリカも今年の初めくらいに姿を消した。

その頃のメタリカは まだ小さかったが

人のズボンに爪立てて上ってこない礼儀も学び

人懐っこく好い子猫に育っていたので

誰かが拾ってくれたなら幸せだと思っている。









そして

この日はクリティカにカリカリの小袋をひとつ与えてしまったが

これから暫くはクリティカに何も与えないようにする。

俺なんかがそんな事したって

きっと漁村の猫好きの人達が

子猫かわいさに餌をあげるだろうけど

それとこれとは話が別で

とにかく何て言うかアレだ。

俺の猫視察は

シロクン、コーヒー牛乳、クリティカの世代を見守って終わろうと思っている。

そして

こいつらが全部死んでしまったら

俺は暫くは漁村にも港にも立ち寄らなくなると思う。










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2013/07/08 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

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