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2024/12/05 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
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2024/12/05 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
6月29日
クリティカと別れた後
港でシロクンを探すと
島駐車場隣の港に居た。
最近は島駐車場近くに居る事が多い。
しかしながら
右突堤には家族連れの釣り客がワイワイ盛り上がっている。
子供の甲高い声が嫌いなくせに
よくこんな近くでジッとしていたもんだ。
ということで
左突堤の付け根のポンプ小屋?までシロクンを誘導す。( 後にこれが悪い結果になる )
ところでシロクン。
また頭がオイルで薄汚れている。アホ猫め。
だいたいシロクンは俺が腰を下ろそうとする場所に陣取る。
邪魔なんだが.............。
せっかくシロクンの抜毛対策で
膝の辺りまでズボンの裾 捲ってるのに
わざわざ一段高い場所からズボンに毛を擦り付けやがる............。
そういえば
右頬の怪我の具合はどうなっただろう?
6月23日はこんなだったけど
6月29日
随分と治癒したみたいだ。 穴も完全に塞がったな。
たった6日間でこんなに治癒するなんて
すごいなシロクンは!
俺なんかクラゲに刺された痕がさ
未だに痒いったらないんだよ。
もう1週間以上も経ってるのに痒みがブリ返してきてな
今現在なんて掻き毟りすぎてカサブタなっちゃったんだよ。
シロクンの治癒力、俺も見習いたいもんだな。
と
シロクンを撫でておると
どうしたシロクン?
アホ猫のおまえが
そんな真剣な眼差しをするなんて。
などと思った瞬間。
シロクンはニャー!とも言わずに
今まで見た事がないようなスピードで
突堤付け根の岩場を駆け上がり
俺の前から姿を消した。
それは、ほんの一瞬の出来事だった。
俺は何が起こったのか分からぬままに その場に立ち尽くし
ふと
シロクンが真剣な眼差しで凝視していた方向に目を遣ると
あいつだ!
白いヤクザ猫だ!
びっくりしてデジカメなんて構えられなかった。
白いヤクザ猫が
体勢を低く保ったまま
すごい勢いで こちらに突進してきているのだ。
それは、もう、すごい迫力だった。
鬼気迫るものがあった。
俺は心の中で
『 キェェェーーーーーーーッ!!! 』
と、叫びながら
その場でバシーン!と地団駄を踏んだ。
白いヤクザ猫は俺の存在にやっと気がついたようで
慌てて踵を返し
遣ってきた方向へと戻っていく。
びっくりさせやがって
おとといきやがれ! あほーーーーーっ! ぼけーーーーーーーっ!
しかしながら
なんという怖い猫だ.............。
俺は人間なのに
一瞬、身の危険を感じてしまうほどの突撃だった...............。
それはそうと
シロクン何処いった?
あの薄情な弱猫白綿毛が...............。
せめて
『 やばい! あいつだ! 一緒に逃げるぞーーーーっ! 』
くらいの掛声をくれたっていいのに
1匹だけで無言で逃げやがったな...............。
俺を見捨てやがった。 ( または生け贄として利用しやがった )
おのれシロクンめ!
鍵束をジャラジャラさせて
まだ周辺に隠れているであろうシロクンを探すが
シロクンは鳴声ひとつあげない。
完全に潜伏モードになっているようだ。
これはもうアレだ。
俺は体育会系の考え方とか嫌いだが
男らしくないのは人間でも猫でも嫌いだからな。
これはもう見つけて こっ酷く説教してやらないとだな。
ということで
鍵束を鳴らしてもシロクンからの返答がないので
突堤付け根の岩場を登ってみた結果
フワフワ白毛玉の薄情綿毛野郎め。
あんなとこで怯えてやがったか。
これはまだ隠れているシロクンに気づかれる前に撮ったものだが
たぶん、こう考えているだろうと思う。
『 あいつ、死んじゃったかなぁ。いいやつ ( 便利なやつ ) だったのに 』
『 あっ! おまえ生きてたのか! 』
おいおい
シロクンよお
生きてたのか?じゃねえんだよな。
俺がもし猫だったら
完全にあのヤクザ猫に殺されてたぞ。
ほら、早く登ってこいよ。
説教してやる。
つっても
本当にヤクザ猫から隠れるつもりなら
わざわざ波消しの上に座って姿を晒さずに
波消しの隙間にでも隠れていると思うので
もしかしたら
ほんの0.1マイクロシーベルトくらいは俺の事を心配していたのかも知れない。
まあ、これは俺の希望的な考えだからアレだけどな。
しかしながら
あいつ、まじでヤバイな.............。
あのヤクザ猫...........。
あんなもんにシロクンが勝てる訳がない。
もし、あのヤクザ猫と対等に渡り合える猫が居るとしたら
俺が知っている限り
今は亡きドラ豚親方くらいだろう。
それも全盛期の頃の。 ( 2011年1月3日撮影 )
ドラ豚親方............。
嫌いな猫だったけど
やっぱり居なくなってしまうと寂しいな。
それに
今思えば本当に魅力的な猫だった。
2013/07/02 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ ▲ TRACKBACK URL
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