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2024/12/05 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

刺されると痛いやつ







これも下書き状態のまま放置していた記事だが

これからの期間

夏のハイシーズンから秋にかけて

ちょっと重要な事だから

頑張ってまとめる









-5月21日-





凸と凸横の中間地点で見つけた看板

800×600

f69288c2.jpeg

























海辺の動物たちというテーマだった

下の方に注意事項が書かれており



泳いだり、潜って観察する時には

シロガヤ

アンドンクラゲ

などの刺胞動物の仲間や

ゴンズイ

などに刺されないように注意しましょう。



という内容

アンドンクラゲやらゴンズイは聞いたことあるけど

シロガヤ?

なんだシロガヤって?

と、思いまして

調べてみたら

こんなのらしい




-シロガヤ-

429affe4.jpeg




















んん・・・

なんとなく、去年、磯遊びした時に

見たような、見てないような・・・



詳しく調べてみたら

このシロガヤってのは

植物でなくて刺胞動物のクラゲに近い生物らしい

刺されると、ちょっこっとだけ チクッ とするが

後にほんの少しの痒みを伴うくらいで

蚊に刺されたようなもんですので安心して下さい



症状には個人差があり

ひどく刺された場合は

稀に吐き気や発熱を引き起こす場合もある

とのこと






ここからまじで危険生物

ゴンズイ

a7969481.jpeg






















ゴンズイ・・・

これ、去年の夏、夜の漁港で遊んでた時に見たんだ・・・

海面を懐中電灯で照らしたら

茶色のオタマジャクシみたいなのが

ウジャウジャと群を成して泳いでいた

それまでの俺の知識では

ゴンズイってのは太平洋側にしか居ないもんだと思ってた

大間違いだった



-ゴンズイ-

1fb4e3d4.jpeg




















潮溜まりなどに群で生息している事が多い

背ビレと胸ビレに毒棘を有しており

その毒は高分子タンパク質で構成されている

この棘が刺さると

激しく痛み

患部は赤く腫れ上がり

重症の場合は刺された部分が壊死することもある

また、死亡例も報告されている

磯遊びの際にゴンズイを見つけても

無闇に手で触れちゃ駄目!

また

釣りの 外道 としても扱われる

でも食べると美味しいお魚さん




これは・・・

重症の場合は患部が -壊死- する

だと・・・

とんでもねえ・・・

頻繁に岩場で海遊びする俺にとったら

こいつはとんでもねえ存在だ

しかも今時期に裸足で踏んづけちゃったら

夏、終わるな・・・

こえー







アンドンクラゲ

2926ac93.jpeg






















これまで

何年も海遊びを行ってきたので

クラゲに刺されるのは慣れっこになっているけど

それはアカクラゲとかエチゼンクラゲとか

弱毒性のクラゲに限ってのこと



-アンドンクラゲ-

ba3ba432.jpeg




















クラゲの仲間では遊泳力が強く

黒潮に乗って日本近海に北上する

日本近海での発生期は6月から8月になる事が多い

悪名高いカツオノエボシと共に

親しみを込めて 電気クラゲ と呼ばれちゃったりする

その刺胞毒はかなり強く

弐刺必殺アナフィラキシーショックによる死亡例もある

また

近似種には

沖縄で恐れられている ハブクラゲ や

オーストラリアの殺人クラゲ キロネックス など

極悪非道の強毒殺人クラゲが名を連ねている

さらに

体色がほぼ透明に近いので目視で存在を確認するのは難しい

刺されるのを防止するには

長袖のTシャツやラッシュガードを着用すること

また、パンスト程度の衣服でも十分効果があるらしい

だけども

男がパンスト穿いて砂浜を歩いたりすると

「 あぁ・・・ あの人・・・ 暑いから頭おかしくなっちゃったんだな・・・ 」

だけでは済まないと思う

確実に通報コース

さらにさらに

このアンドンクラゲが群を成して沿岸に押し寄せた場合

海水浴場は当分閉鎖され

海の家オーナーの顔は真っ青になる







実はカツオノエボシかアンドンクラゲに刺された事があるのね

南海岸の石油横で右腕を

あれは痛かった

まさに電気クラゲとはよく言ったもんで

右腕に蜘蛛の糸くらいの高電圧を帯びた紐が巻きついた感があった

あまりに強い痛みだったから板の上に座ってられなかった

しかも

ずっとビリビリ・ズキズキした痛みが引かなくて

左手で刺された右腕の患部を擦っちゃったんだ

海水でバシャバシャって

あれがいけなかった

それで右腕に絡みついていた刺胞が刺激されて

一斉に毒を注入したんだろうな

もう

それ一発でアナフィラキシーショック発動だった

なんか頭はクラクラしてくるし

呼吸は荒くなるし

終いには心臓もなんだか変な鼓動をしだして

「 これ、死んじゃうかも知れない・・・ 」



ちょっと覚悟しちゃった

結局、気合で板の上に戻って

自分の心臓を拳でドンドンと叩いたら

心不全からは解放されたけど

あれは怖かったなぁ・・・

まだ今みたいに誰もが

アナフィラキシーショックなんて言葉を知らない時代だったから

俺の身に一体なにが起こったんだろうと

すごい恐怖を感じたけれど

今思えば

あれは完全にアナフィラキシーショックの症状と酷似するから

次に刺されたら



死ぬかも知れん

こえー・・・。







最後

フナムシ

5dea4235.jpeg






















どうだい・・・

絵で描かれていても

嫌悪感でいっぱいになるだろう?

だけども

こいつは上記の危険生物と違って

心優しく臆病で無害な浜辺の住人・住虫なんだぜ

みんながみんな毛嫌いするけど

こいつは益虫だと俺は思っている

だってアレだもの

釣人が撒き散らしたコマセとか

浜辺に打ち上げられて腐りゆく魚の死骸とかを

フナムシちゃんは一生懸命スカベンジャーしてくれてるんだ

フナムシちゃんは浜辺の衛生管理人なんだぜ

しかも

釣餌にもなっちゃうんだぜ

そんな頑張り屋のフナムシちゃんが

いつかみんなから感謝される日が来る事を

俺は祈っているよ





ここだけの話・・・

フナムシちゃん

たまに人に咬みつく事がある

俺、去年咬まれたんだ

「 痛っ 」

て感じじゃなくて

「 熱っ 」

て感じだった

俺が予想するに

アレは咬んだってよりも

なんか消化液を皮膚に注入された感じだったな

なので

ちょっと怖いとこあるな

フナムシちゃん





ここだけの話・・・

フナムシちゃん

昼間は目で追えないくらい素早く動き活発なのだが

夜はすごくのんびりしている

夜の漁港なんて歩いていると

知らぬ間にサンダルで数匹踏み潰してるのは当たり前

波消し突堤に腰掛ける場合は

尻でフナムシちゃんを潰しちゃったりするから

気をつけないといけない

尻がフナムシの体液で汚染されたら嫌だろ

車のシートに座れなくなっちゃうだろ

だからアレだ

夜はフナムシちゃんに敬意を払いつつ

踏み潰さぬように優しく接してあげないと駄目だ

それはそれ、これはこれで

夜は優しく接してあげないと駄目だけど

昼は厳しく接してあげないと調子に乗るから駄目だ

高いとこから

「 このフナムシ野郎!」

と、罵りながら

水鉄砲で撃ったりすると楽しいよ。





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2010/07/03 EDIT CATEGORY:知識 COMMENT:0 TRACKBACK: TRACKBACK URL 

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