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2018/01/21 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

我が名はハム! 野良犬の王なり! ①








海の家では娯楽がない。

かなり昔に買ったコンポもCDの出し入れ口が死んでるし

ラジオの受信機能も壊れているようでラジオも聴けない。

( ウォークマンがあるけど海の家では出来るだけ聴かないようにしている )

ガラケーでインタネッツみるのもアレだし。

ですから

海の家に独り居て

耳に聞こえてくるのは

風の音と木の葉が擦れ合う音とか

訳の分からん虫どもの鳴声とか

近くの茂みの中でタヌキがギャー!ギャー!喧嘩してる声とか

あとは

微かに小波が砕ける音くらいですので

まっこと退屈極まりないのだけど

それがまた慣れると楽しいというか心地良い。

孤独とか苦手な人は駄目だろうけど

俺は独りで居るのがけっこう好きですから

ぜんぜん大丈夫。

北チョンのスパイなどに拉致されそうな海沿いの夜道も

鼻歌しながらフンフン ♪ と歩いて楽しんでいる。

これが一昔前だったら

かなりの危険行為だと思う。

今現在でも

《 不審船を見つけたら通報して下さい 》

などと表記された立て看板が海沿いに存在しているくらいだから。










このまえ海の家に宿泊し

その退屈な夜の時間を楽しみながら

下手糞なギター弾いたり

漫画読んだりしていたが

そういうのも両方、1時間くらいで集中力が切れたり飽きたりするから

布団に転がりながら

腹の上にバスタオル乗っけた状態で

色々と過去の事を思い出したりしていた。

その思い出の中から

ハムの思い出を書き残そうと思う。

今なんて調度お中元の時期まっただなかですし

ハムの話してもいいんじゃないかと思うから。



















我が名はハム! そして! 野良犬の王である!

という話だ。








あれはそう...........

ワタシが18か19くらいの頃だったか。

ハム屋さんでバイトしてたのよワタシ。

ワタシ、気ままなフリーターだったのよ。

ハム屋つっても

どこかの商店街でハム売るバイトじゃなくて

地元のハムの営業所?みたいな所でバイトしてた。

名前を出すとアレだから

まあ、ここだったのよ。



以下、名前は伏せてハム屋と書く。



俺の仕事内容はと言うと

所謂、倉庫業だったのよ。

倉庫業つっても20畳くらいある冷蔵庫と冷凍庫をいったりきたりするやつだった。

トラックで納入されてくるハムなどをそこに運んで

冷蔵庫の中で積み上がったハムの箱から

賞味期限が古いのを前だしとかするヤツだったのよ。

ハムの重さなんて たかが知れているからな。

肉体的な辛さは ちっとも感じなかったでヤンスね。










当時、付き合ってた彼女が居て

その娘は あんまり人の事情を勘繰ろうとしない娘だったから

俺のバイトの職種とか訊いてこなかった。

それでハム屋でバイトを始めて3ヶ月くらい経ってから

要約


『 そういえばバイトって何処でやってるの?』


つって訊いてきたから


『 ん? ハムだよハム。 ハム屋さん。 』


つったら

爆笑された。


『 アハハハハハハ! 嘘ついてるでしょ! 』

『 ハム屋ってなんなのアハハハハハハ! 』

『 なんなのハム屋っていう響きが面白すぎるアハハハハハハ! 』


ということで

腹を抱えて笑う彼女を

こちらも

えへへ、そうかな? そんなに面白い?

ハム屋って変かな?

みたいに笑って返事してたけど

結局のところ

あんたはそのハム屋でどんな作業してるのか?

と、訊かれたから

先に書いた通り倉庫業をやっております。

と、答えたのだ。



それにしてもハム屋とか似合わねえアハハハハハハ!

つわれたので

アホめ! 自給もソコソコ貰えるんだぞ!

飲食業のバイトみたいに客にペコペコしなくてもいいしさ!

つっといた。

しかしながら

彼女の言う似合わないつうのも、まあ、分かる気がした。

当時の俺は毛先とか赤く染めたりしてたから

そんなのがハム屋でバイトとかしてたら

けっこう面白いのかも知れないと思った。







そうして

ハム屋の事を告白してから1ヶ月くらい経ったのだけど

その間に

彼女が俺の事を


《 ハムさん 》


と、呼び出した。

元々、あだ名が2文字で

ハムという響きに似たあだ名だったものですから

ハムさん と呼ばれるようになってしまった。

そしてから

当時は彼女を交えて色んな友達グループと交際があったから

そういうグループとメシ食いに行ったりすると

初めて会う人らも居た。

そうすると


『 えっと、俺はSモッキの友達の何々と言う名前だけど 』

『 君の事は何て呼べばいい? 名前はなに? 』


などという局面に立たされる事も多くありまして

それに対して

恥ずかしがり屋の俺は


『 えっと.......... そうだな.......... 俺は........... 』


と、口ごもっていると

彼女がしゃしゃり出てきて


『 この人はハムさんだよ! ハムさんって呼んでね 』


ついやがった。

相手は困惑顔になり


『 ハム? え? なにそれ? あだ名がハムなの? 』

『 それにしたって、どうしたら そんなあだ名に.......... 』

『 まあ、それでいいなら、そう呼ばせて貰うけど 』

『 ハム!って呼ぶのも失礼だし ハムさん って呼ぶよ 』


ということになった事例が幾つも続いた。

それがまた加速しやがって

ごく親しい仲間内からも面白がられて

みんなから ハムさん! と、呼ばれだす始末...............。

コンビニとかで偶然顔を合わせても


『 おっ! ハムさんじゃないか! なにしてるの? 』


とか。

少し彼女を憎んだりしたが

2ヶ月くらい経つと俺も段々と慣れてしまい

ハムさん! と呼ばれても動じなくなった。









何ヶ月間くらい

みんなからハムハム言われてただろう?

ハムさん というあだ名に書き換えられた事で得した事などなかった。

大体がアレだ。

俺が太っていてムチムチしているなら

あだ名が ハムさん でも良いと思ったが

当時から俺は痩せっぽちだったから

ハムさん なんてあだ名はちっとも馴染まないんだよな。

しかしながら

ハムさん と呼ばれる事で

これは.........  ハムさん で居るのも悪くないな.............

と、思った事柄が ひとつだけあった。

彼女と交尾してるときに

耳元で


『 はぁむ さぁん 』


と、吐息混じりに呼ばれた時には

うひょー! と、思った。

そうだ! おまえはハムの人に抱かれてるんだぜ!

ハムの人なんかとおまえセックスなんてしちゃって

おまえはアレだな! ぐへへ! ハムの人なんかと! ぐへへ!

みたいな

なんか悪い性癖の芽が出たような気がして

少しだけ罪悪感なども感じたけど

なんせ若かったものですから

交尾中の ハムさん は気に入っていた。








という事なんだが

長くなったので次に続けようと思う。

とりあえず

俺がハム屋でバイトを始めた為に

一時期あだ名が ハムさん になってしまったという事だ。

そして ハムさん となった俺が

行く行くは公園の野良犬たちの王として君臨する事になるのだ。










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2013/08/13 EDIT CATEGORY:懐古 TRACKBACK URL 

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