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2024/12/06 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

6月12日







6月12日






ゴールデンウィークを過ぎれば

ちょっとはガソリン価格高騰も収まるかと思ってたけど

一向に収まる気配がないし

メキシコ湾の原油流出事故も日を追うごとに状況が悪化しているようだし

もうガソリン価格が下がる事はないだろうと思い

奮発して5千円分入れた

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今日も昨日と同じとこをチャリンコで巡った

ここら辺の面白いとこを見逃していないか

隅々まで探索してやるつもりで

チャリンコでグルグルしたけど

やっぱり土曜日は車の往来も人も多い

079a9076.jpeg
































昼になり

昨日から目を付けていたラーメン屋さんに始めて入店

283c1472.jpeg
























今日もチャリンコ漕いでかなり汗を掻いたから

さぞラーメンが美味いだろうと思ったが

868ec5bf.jpeg




















至って普通の味だった

俺はもうちょっと濃い目のスープじゃないと駄目っぽい

特に夏場の塩分を欲している体には濃い目じゃないと

だけどもチャーシューラーメン600円という値段はお安い

石勝食べ過ぎて飽きたら

ここで食うのも有だと思った







ラーメン食った後

安〇地区に場所を移動した

子猫達は今日も元気に乳を吸っていた

f2c55d46.jpeg





























ドルジファミリーのとこにも顔を出した

15e3c18d.jpeg






















最近の暑さで白い悪魔もバテバテのようだ

今ならさわれるかも知れない・・・

いや待てよ・・・

迂闊に手を出すと昨日の二の舞だ・・・

しかも、この白い悪魔の体勢

右前足と左前足から同時にキャットクロウを繰り出す

-猫挟み2連瞬撃-の体勢だ

などと

しゃがみ込んで考えていたら

網戸の向うから

「 あんちゃん、今日も来たんけ?」



猫ババアの声がした

もう俺、猫ババアとは友達だから大丈夫

猫ババアとは4月の初めくらいから

ここに来る度に世間話をするようになった

世間話つっても、その殆どは猫についての話だ





猫ババアは何でも知っている

安〇地区の猫の事なら

俺の100倍くらいよく知っている

ドルジファミリーに餌付けしてるのも

ここの猫ババアだ





なので今日も猫についての情報交換をした





俺   「 下のほうで三毛猫が子猫産みましたね 」


猫バ 「 ああ、あそこの三毛か 何匹おったか?」


俺   「 うーん・・・ 全部で6~7匹は居たかな?」


猫バ 「 ひぃ~っひっひ それはまたようけ産んだな 」





俺  「 そういえば子猫っつったらアレだ 」

    「 ここの猫家族でもう一匹、白いの居るじゃないですか?」

    「 ここのやつとは別行動とってるやつ 」



猫バ 「 ・・・・・・。」



俺  「 ? 」

    「 えっと・・・ その白いの、すごく懐っこいですよね 」

    「 あれは5月の初めくらいかな?」

    「 下の方で見たんですよ 海の近くで 」



猫バ 「 ・・・・・。」

    「 5月の初めな・・・ 」

    「 そうか・・・ あぁ・・・ そうかぁ・・・ 」




俺  「 ? ああ! そんでから白いの、あれ、きっと子猫産んでますよ、今頃 」

    「 撫でてるときに腹が膨らんでるのに気づいたんです 」

    「 ここら辺、ま~た猫でいっぱいになっちゃいますね 」

    「 あははは 」





猫バ 「 ・・・あんちゃん 」

    「 白チャン・・・ もう居らんのよ・・・ 」





俺  「 えっ 」





猫バ 「 2週間前にな・・・ 車でな・・・ 」

    「 轢かれてもてな・・・ 」

    「 子供が腹の中に居ったのにな・・・ 」

    「 あたしは可哀相で可哀相で・・・ 」




俺  「 ・・・・・・。」

   「 そう・・・でしたか・・・ 」

   「 かわいい猫だったのに・・・ 残念です・・・ 」








これはキツイ

正直、これはキツイ

知ってる猫、死ぬの嫌

そんな悲しい情報を伝えられてしまったから

ここら辺を散歩する気が失せてしまって

チャリンコで坂道を駆け下りて〇島の駐車場に向かった

08db3d08.jpeg



























トンネルを抜けてすぐの

民家の軒先に猫いた

6a1ba2f9.jpeg






















白いのの話を聞いた後だったから

俺の気持ちは沈みきっていた

そんなところに!

こいつは調度いい具合に猫、居たもんだと思い

少し間を置いて眺めていると

猫はニャーニャーと甘えた声を出して俺に近寄ってくる

2dd92c39.jpeg






















首輪の有無を確かめたが首輪はしていない

野良のようだ

ふふ、野良なのに人懐っこいなんて

また良い猫と巡り会ってしまったと思い

頭を撫で撫でしてやったら

俺の左手に液体が付着した

あれ? なんだこれ? こいつ怪我してんのか?

いま撫でた頭部の辺りを確認すると

耳から こめかみ の辺りにかけて皮膚が爛れている

そこから透明のリンパ液みたいなのが分泌されていた

どうやら俺の左手に付着したのはこれみたい






やっと気づいた

この症状は猫エイズ

なんてことだ

こんなに人懐っこい野良猫に限って・・・

神様はなんてことを・・・

きっとこいつも長くはないんだろうな・・・

俺の心はもうズンドコだ

俺はもう、なにか吹っ切れてしまい

デジカメを地面に置いた

向うが構ってくれと言うのなら

思う存分、撫で回してやろう

そう思った

俺の両手は

こいつの変な液体やら目脂やらでヌルヌルになってしまったけど

きっと俺はちゃんとやることやった筈だ









野良猫ってのは自由気ままにブラブラ生きてるだけだと思ってた

どっかの家の人に気にいってもらえたら

毎日餌を与えてくれるし

その人間が生きてる限り、食いっぱぐれる事は無い

猫の分際でなんて幸せな奴らだ

そんな風に思ってた

だけども

家猫と違い野良猫は寿命が短いと言う

縄張り争いの為に喧嘩して猫エイズになってしまうリスクも高い

白いのみたいに出産間近で車に轢かれて死んじゃう猫も居る

きっと白いのは腹ボテでいつもみたいに上手に走れなかったんだろう

そんなのを考えると

野良猫は野良猫なりに

色々と大変なんだな・・・と思う

野良猫なりに必死で生きてるみたい

俺も安〇地区の野良猫を見学し続けて

早3年くらい経つか・・・

今日は色々と考えさせられた。







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