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5月26日
勘違いだーーっ! 勘違いだったーーーーっ!
なんてことだーーーーーっ!
この! 圧倒的な! 時間の! 無駄!!!
どーーーーーするんだーーーーーーーーーーーーーーっ!
と
その後も旅館の玄関口をウロウロしておると
山登り後の入浴客?
か、なんかの人が
ひょっこり旅館の玄関から顔を出してきて
『 ん? 温泉? 中に女将さん居るから、入っておいでよ。 』
つわれた。
ということで
図らずも
図らズモォォォオ
鉱泉にて入浴する事となり
俺は大体、何処行くのにも
このフニャフニャバケツを車に常備している。
脱いだ服やら汗を掻いた後の着替えとかポイポイできて非常に便利なアレだ。
それがまた
こうやって突然の入浴にも役に立ったのである。
ということで
玄関に飾ってあるクマの剥製を観察する。
まだ小熊かな?
体毛の色が灰色に見えるが
小熊時代は灰色なんだろうか?
それとも
長く飾られているうちに体毛の色が漂白されてしまったのだろうか。
玄関から数歩 奥に進むと
こんな山小屋風な応接間があった。
ランプがふたつ ぶら下がっており
なかなか風情がありました。
そこの囲炉裏横でペッタンコになっていた
クマの毛皮。
これは成獣だろうか?
それでもまだ小さいサイズと思うが
毛皮の肌触りを確認してみる。
ガッサガサだ.............。
ジョリジョリしやがる.................。
ふんわり もふもふ のシロクンの毛皮とは全然違うな............。
タヌキの剥製もありました。
離れの入浴施設へと向かう途中。
木製の引き戸とか..........。
木材は膨張したり収縮したり反ったりしますから
少しの風でガタガタしたりして
けっこうなメンテナンスが必要と思うが
とても美しいと思う。
あ、そういえば
入浴料金は500円だった。
そしてから
タオル持ってないので、購入できますか?
と、女将さんに訊いたところ
渡り廊下の所に干してあるタオル使ってくれたらいいですよ。
つうので
これかな?
ということで
ここで生乾きのタオルをひとつお借りしまして
さっきスニーカーで跨いだ渡り廊下を
裸足でペタペタ歩いて
離れの鉱泉施設に到着す。
旅館施設の床などが
少しフワフワとしておったので
さらに水場へと近づいたら
建物が もっと過酷な状況になっているのではないかと
少し覚悟しながら到着したけど
ぜんぜん綺麗。
それに
隅々まで掃除してあって埃やら髪の毛やらも見当たらない。
脱衣棚の上には
ここの鉱泉の効能や成分が書き記された
古そうな書物が飾られていた。
さあ、入浴す。
最初、俺とは別に ひとり入浴客がおりましたが
10分ほどで退場して行きましたから
チャンスと思い。
デジカメで撮る。
あまり広くはないけど素敵な感じ。
入浴しつつ観える景色。
写真では
ただの杉山じゃねえかと思うんだけど
実際に目で見ると けっこう綺麗な景色だった。
ようく山の隅々に目を凝らすと
山肌に藤の花が群生している部分とかあって綺麗だった。
で
この岩で隔離された濁った湯のほうが
滝の岩壁から採取された鉱物が溶け込んでいるヤツ
とりあえず浸かってみたら
肌に少しピリピリする刺激を感じられた。
チンコがこそばゆい。
あと
少しシュワー!とした
炭酸はいってるのかも知れない。
そしてから
この隔離された湯だけが高温でして
ここに入ってから横の広い湯に浸かると
まるで微温湯だった。
ようは鉱泉だから
追い炊き追い炊きしないと駄目なので
時間帯によって温度が変わるのかも知れないが
この微温湯加減が最高だった。
俺はあんまり熱い湯が苦手ですから
長く浸かっているには最高の湯加減だった。
ですから
思う存分
水死体のように浮いてみたり
ターミネーターが溶鉱炉の中に沈んでいく場面を再現してみたりして
ひとりでキャッキャ!ウフフ!と楽しんだが
限界がありまして
水死体ゴッコは幾つになっても楽しいが
ターミネーターゴッコは、ひとりでやるものじゃなかった。
なにか心に傷を負った気分になった。
それでも
たぶん30分以上は お湯を楽しんだと思う。
そしてから
最後、上がる時に気づいたけど
俺が車を停めた駐車場から
男湯が丸見え状態だった。
何度か岩風呂の淵に仁王立ちして
金玉に風を感じたりしていたので
人に目撃されなくて好かったと思った。
そうして
風呂上りに
思うところがありまして ( 勘違いしてゴメンナサイという気持ち )
山菜蕎麦まで食ってしまった。 700円だ。
これがまた ちょう美味しかった。
特に濃い色の出汁が最高だった。
おれがよく食べる勝石さんの蕎麦も美味いけど
やっぱり山の蕎麦とかには勝てない気がする。
なんでなんだろうか?
もしかして
山深い土地にとったら鰹節とか貴重だろうから
そういった貴重な食材から極限まで旨味を搾り取るという技術が
昔から発達しているのかも知れない。
知らんけど。
あと
この山菜蕎麦はすごく美味しかったけど
なんかナメコのバケモノみたいなキノコが入ってて
それだけは俺の口に合わなかった。
すごい 《 山だ! 俺は! 山だぁぁぁあ! 》 という味だった。
黴臭いというかなんというか
慣れてる人なら美味しいんだろうけど
少しビックリする味だったと思う。
食べながら大丈夫なキノコなんだろうか........。
と、考えずに居られなかった。
1UPするくらいならいいけど
帰り際にキノコの成分で幻覚とか見えたら
崖から車でダイブしちゃうのじゃないかと
少し怖いくらいの山味だった。
あと
蕎麦が出来るまで玄関で待っていた時に
外脛にチクリ!としたので
それをピシャリ!としてやったら
ブヨと思う。
ブユとも言いますね。
3日殺しです。
どうしよう。
ということで
最後に振り返って一枚。
勘違いで訪れた場所だけど
とても好い場所だった。
また訪れたいと思うほど。
こんな素敵な旅館が
幽霊旅館である筈がない。
完全なる俺の勘違いだった。
ということで
この駐車場から
母に、昔泊まった幽霊旅館の名前ってなんだっけ?
と
直接電話して聞いてみようと思ったが
圏外だった。
湯上りの美味い蕎麦くい上がりの体で
少し気温が落ち着いた山道を
運転席の窓を全開にして下りていくと
ほんとに
生きててよかった..............。
冬の間に死なないでよかった..................。
と、思わずにいられなかった。
ほら、大気汚染で霞んだ山の稜線が
とても綺麗。
ほんとに涼しい風を受けて最高な気分なんだけど
クシャミばっか出るの。
この1週間くらいずっと鼻水クシャミ軽い咳が出まくりなの。
黄砂のせいと思う。
まじで勘弁して欲しい。
最後の最後。
帰り際の道で
こんなに近くにドーム見えた。
うっ......... うう................。
こんなにドームから近かったのか....................。
こんなの1時間と30分ほどで自宅から来れる距離じゃないだろうか?
いや、もっと早く来れるかな?
ま、まあ、いいか。
迷った先で豆腐も食えたんだから。
そして
流石の俺でも
ここまでの道はなんとなく覚えたので
また、夏の間にでも杉〇鉱泉 再訪問してみたいと思った。
2013/05/30 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
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