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2018/01/21 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

孔雀王 ( 1 )







昨日ね

親戚のオバチャンの

お通夜に出席していた

うちの父が

夜飯の時に

ぼそっ・・・



こんな話をしてきたの





   
  父


「 気持ち悪い事があるもんだな・・・ 」


「 昨日な・・・ 昨日のお通夜でな・・・ 」


「 葬儀場入口の自動ドアが 」


「 誰も入ってこないのにウィィーンと開いたんだよ・・・ 」





  俺


「 ふーん 」


「 それってアレじゃね 」


「 ほら、トラックの違法無線とか拾っちゃったとか 」





  父


「 そりゃ考えたけどな・・・ 」


「 正面玄関の自動ドアと風避室の自動ドア2枚が 」


「 時間差でウィィーン、ウィーンつって開いたんだぞ・・・ 」


「 まるで人が歩くスピードに合わせて開いたみたいで・・・ 」





 俺


「 へえ、そりゃオバケだ 」





 父


「 ・・・・・・・チッ 」







秋の夜長には

面白い話でしたね

やっぱりアレなんかな

オバケは居るのかな?

居たら楽しいな

ということで

俺も昔の話を思い出したのだ

その、俺の、実体験を書いてみる













昔々・・・

俺は友達の姉ちゃんが経営していたスナックで

バイトしてた時期がありまして

その仕事内容は

料理なんて一切出来ないのに

厨房に入ってました






厨房仕事と言っても

お通し? だっけ?

そういうのは

前日の夜にチーママが作ったのを

小皿に乗せて出すだけだし

後のメニューは

フルーツ盛だとか唐揚げだとか

アラレだとかピーナッツだとかオツマミを盛ったのとか

そんなのばっかだったから

あまり苦労せずに

仕事をこなす事が出来ていた







何週間か務めた頃に

店の女の子 ( その頃の俺にとってはババア ) から

嫌な噂を聞かされた

厨房にオバケが出ると言うのだ







詳しく話を聞くと

そのオバケの容姿は

灰色の背広を着た男性だと言うのだ









まず

その話を聞くまでの過程を書かないと伝わらないな

俺の仕事内容は

厨房に入ってるだけではなかった

お店の鍵を預かっていて

一番最初に店に入るのも

俺の仕事だった

店に入る前に

店の入口に置いてある

クリーニング済みのオシボリが入ったカゴを持って

玄関の鍵を空けて店内に入るのだ

午後5時過ぎの店内でも室内は暗かった

通りに面した大き目の窓には

いつも厚手のカーテンが閉じられていた

その暗い店内で

手探りで入口左側だったか?

そこの室内灯のスイッチをパチンとしなきゃならなかった

店内にはまだ

前日の夜からの残り香が漂っていた

色んな種類の香水が入り混じった匂い

たまに

便所から微かなゲロの臭いがする時もあった








そして

明るくなった店内の流しのトコに

オシボリのカゴを

とん

と、置きまして

厨房のドアを開ける

店内の明かりに目が慣れてしまっているから

厨房の暗闇は

さらに濃いものに感じる







店のババアが言うには

その時が危ないらしい







厨房の奥に

灰色の背広を着た男性が見える

男性の後姿だ・・・

頭部は暗くてよく見えない・・・

その男性は・・・

揺れている・・・

男性は厨房の奥で

   



   ゆら




 ゆら



    ゆら





   と




揺れている





灰色の背広を着た男性は





厨房の奥で











首を吊っているのだ・・・








ということでした。








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2010/10/31 EDIT CATEGORY:懐古 TRACKBACK:0 TRACKBACK URL 

初めてのオバケ ( 2 )







曾祖母は俺が小学校3年生くらいの時に死んだ

当然、俺も父母と共に曾祖母のお通夜に出席した

小学生の俺にとって、お通夜は退屈なものだった

なので少し年上の親戚の兄ちゃんと遊んでた





お経読んでた坊さんも帰って

親戚のオッチャン、オバチャンどもが笑いながらビール飲んだり刺身食べたりしてるのを見て

お通夜って大人は楽しいんだな・・・と、子供ながらに思った

親戚のオッチャンたちの顔が赤くなってきた頃

外でしとしと雨が降り出した




オバチャン 「 あらー 涙雨かしらねー・・・ 」

        「 はー・・・ あんたらはもう寝なさいな・・・ 」



ということで

俺と親戚の兄ちゃんは寝る事になったのだが

これがまた怖ろしい事に

お仏壇がある部屋の隣に

僕たちのお布団が敷かれていたんだよ・・・

障子戸一枚むこうに曾祖母の死体がある・・・





俺と親戚の兄ちゃんは

布団に潜り込んで目を閉じたけど

遠くの部屋から聞こえてくるオッチャンらの笑い声や

オバチャンらが忙しく歩き回る足音が気になって眠れなかった

そうこうしている間に

しとしと降っていた雨が本降りになり

終いには遠くで雷も鳴りだして土砂降りになった





流し目で隣の部屋の障子をチラ見した

仏壇の蝋燭の灯りがゆらゆらとぼやけて見えた

反対側の兄ちゃんのほうを向くと

兄ちゃんは枕から頭を起こして土砂降りの庭先を見ていた

俺も庭先のほうに視線を移した





庭先のほうの障子戸には

足元の所にガラスが入っていたから

庭の置石が土砂降りの雨に打たれているのが見えた

雷が ガガーン! と轟く度に

庭先の障子戸がビリビリと鳴って青白く光った

それを見た俺と兄ちゃんは

( おおー!)

と小さく声を上げた

その後も雷は何度も何度も轟いて

その度に障子戸が青白く光った

こんなのワクワクして眠れる訳がない

ですので

俺と兄ちゃんは

枕から頭を起こした状態で

庭先の障子戸をガン見してた訳です






もうオバケが出るシチュエーションは完璧に整いました

お通夜

土砂降りの雨

雷、ガガーン!

視線を一点に集中させる子供たち







はい

庭先の障子の向こうに人影きました!

いつのまに!

いつのまにそこに立ってた!

ずっと見てたのに!

障子の向こうの人影は微動だにしない

誰? 誰なの?

もしかしてお母さんですか?

それとも親戚のオバチャン?

僕らがちゃんと寝てるかどうか調べにきたの?

なぜだ・・・

何故、障子を開けて入ってこないのだ・・・

何故、そこにじっと立っている・・・

貴様・・・ 何者だ・・・






そのまま数10秒間

障子の向こうの人影はピクリとも動かず

僕らは口を半開きにしたまま、それを見ていた

そしたら

その人影が横向きになった

正面を向いて立っていた人影が横向きになった

背中を丸めた人影になった

どう見ても老婆の人影だな

おなかのところで両手でお盆を持っている人影だな

おまえは! 

曾祖母! 曾祖母じゃないか!

いつも不味いお菓子をありがとう!

だけども曾祖母ちゃん・・・

あのね曾祖母ちゃん・・・

曾祖母ちゃんはお隣のお部屋で死んでるよ?

こんなのおかしいよね?






曾祖母ちゃんの人影は

そのまま障子戸の向こうをスライドするように消えて行った

人間が歩くときは少なからず肩が上下する筈なのに

スケボーにでも乗っているかのように・・・






曾祖母ちゃんは僕らのとこにお菓子を持ってきたんだね

自分が死んでる事も忘れて







んん?

おやおや?

おやおやーーーっ!?

今日は38と一緒に親戚の子も居るじゃんか!?

これは是非ともお菓子をあげたいのう・・・

孫2人が喜ぶ顔が見たいのう・・・

決めた! あたしゃお菓子を配るぞ!

・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

ちょっと忘れてたけど

あたしゃ死んでたな・・・・

孫が2人も揃ってたからテンションあがっちゃった・・・・・

こりゃ失礼・・・・・






みたいな話なんだろうね

これこそが俺が初めて見たオバケなんだが

ぜんぜん怖くなかった

むしろなんだか温かいモノを感じた

なんせ

その後の俺と親戚の兄ちゃんは

曾祖母のオバケを見たにも係わらず

顔を見合わせて

( すげー! 今の絶対にオバケだったな! ひいばあちゃんの! )

などとコソコソと枕を寄せて喋った後で

なんの恐怖心も抱かずに

次の日の朝までぐっすり眠ったのですから。


 






2010/09/14 EDIT CATEGORY:懐古 TRACKBACK:0 TRACKBACK URL 

初めてのオバケ ( 1 )







下書き状態のまま放置してるのが溜まってきたので

8月に書いたやつ

オバケのお話だ






今日も蒸し暑くて寝れないので

オバケのお話をするよ

俺が初めてオバケを見た時のお話






その時に見たオバケの正体は

俺の母方の曾祖母だよ

ひいおばあちゃん






まず

その曾祖母について書かないといけない





-曾祖母の容姿-

髪の毛は白髪で真っ白

左目も白内障で真っ白

たぶん右目も視力が弱かったんじゃないかと思う

いつも着物を着ていた

普通に不気味な老婆だった




-曾祖母と俺の係わり-

曾祖母は言葉を発せられなかった

なんか喉の病気だったのかも知れない

祖母の家に遊びに行くと

俺が祖母の家の玄関戸を潜る前に

曾祖母が よっこら よっこら 歩いて出てきて

お盆に乗せたニッキ飴とかカラフルなゼリーとかを俺にくれた

「 これをお食べ 」

って言ってるのは分かるんだけど

実際に発せられている言葉は

「 あ・・・あぅ・・・あ・・・ 」

だった

そして曾祖母がくれるお菓子は

どれもこれも絶望的に不味かった

言葉も喋れず左目は白内障で真っ白

すごく不味いお菓子をいつもくれる

俺は子供ながらに

曾祖母が不気味だった

だってその頃の俺はまだ小学生だぜ

怖がるなってほうが無理な話だった




-曾祖母の暮らし-

祖母の家には玄関入ってすぐに急な階段があったのだけど

曾祖母はその階段の下の部屋に住んでいた

階段の下の部屋と言っても

田舎の家だから敷地面積がそれなりにあったので

5、6畳はあったんじゃないかと思う

そして

俺が祖母の家に着いたと同時に

お盆に乗っけたお菓子を俺に届けてくれる以外

その部屋から殆ど出なかったように記憶している




-曾祖母について疑問に思っていた事-

階段下の部屋から殆ど出てこない ( 便所に入って行くのは何回か見た )

朝食、昼食、夕食の時間も出てこない

今考えるとすごい不思議

ひとつ屋根の下で生活しているのに

祖母と祖父と曾祖母が一緒に食事しているのを見た事がない

さらに

俺は曾祖母の下の名前も知らかった

曾祖母が亡くなった数年後に

墓石に刻まれた名前を見るまでは





-曾祖母について今の俺が思うこと-

あの人は可哀相な人だったのかも知れない

曾祖母は要するに祖父のお母さんという事になるのだが

小学生の俺から見ても大事に扱われているようには見えなかった

たぶん・・・

たぶんだけど祖父祖母ともに

曾祖母の事を厄介者みたいに扱っていたんじゃないかと思う

祖父は農業を営んでいるのだけど

農作業に出る体力も無くなってしまった曾祖母の事を

あまり大事に扱っていなかったんじゃないかと思う

なので

階段の下の部屋に追いやって・・・




ちょっと祖父祖母の事を非情な人間みたく書いてしまったけれど

俺にとっては優しいジイチャン、バアチャンだった

それに曾祖母をあまり大事にしてなかったのは事実だけど

虐待とかしてた訳じゃないから

まあアレだ

こういうのは昔の田舎の農家にはよくある話だと思う







T壱との話なんでちょっと脱線するけど

書きたいから書く

T壱は仕事の関係で

田舎の一軒家、古い木造建築の空家などの内部を探索しないといけないんだが

そういう時に限って俺に電話してくる

「 まじで気持ち悪い家でよー 」

「 家の後ろとか竹薮でさー 」

「 まじで38に見せてやりたいくらい不気味なんだよー 」

みたいな話

そういう話の時は

いつもこう返答してやる

「 階段の下に部屋がないか調べろ 」

「 もし部屋があったなら覚悟を決めて入ってみろ 」

「 たぶんカラッカラに乾いた婆さんが座ってる筈だから 」







2010/09/14 EDIT CATEGORY:懐古 TRACKBACK:0 TRACKBACK URL 

黒サーフの思い出










これはくだらない個人の思い出話なので

読んでもつまらないですぜ









あれは

俺が18くらいの頃か・・・

夜の8時くらいに彼女を自宅まで送り届けた後で

なんとなく8号線に合流した

そして

なんとな~く

前を走ってる車を見たら

ワインレッドのプラドだった

11.jpg





















この画像のとは別色の

ワインレッドのプラドだった

黒サーフを購入する前に

県内の中古車屋さんを散々探し回ったけど

ショートのやつしかなかったり

ロングのやつがあっても画像のボディー色と同じような

紺色のやつしかなかったから

泣く泣く諦めた

俺が大好きな・憧れの車だったんだ

ワインレッドのプラド






そこで俺は

なんでか知らんが

そのワインレッドのプラドを追いかけようと思った

8号線に乗ってる限りは

ずっと後をついて行こうと思った





つづく☆ストーキングメモリー

2010/07/27 EDIT CATEGORY:懐古 TRACKBACK:0 TRACKBACK URL 

暑いし夏なので怖い話をしよう








え~・・・

あれは4、5年前の夏だったでしょうか・・・

俺は夕暮れ間近に

東〇坊の岩場駐車場に車を停めました

そして

東〇坊から少し離れた

福〇浜という浜に歩いて向かったのです

福〇浜にアクセスする為には

遊歩道を下りて行く事になります

俺は急いでました

夕陽をカメラで撮りたい

夕陽が落ちてしまう前に

早く浜に下りなきゃいけない

俺はサンダル履きでパタパタと遊歩道を急ぎました

その途中で



おや?

これはなんだろう?



遊歩道脇の樹木

ちょうど人間の腰の高さくらいの枝に

透明のビニール袋が結び付けてありました

なんじゃろこれ?

なんか中に入ってるな・・・



ビニール袋が結び付けてある樹木の横に

腰を屈めた状態で

じっくりと内容物の確認をしました

そのとき

俺の右手にはビデオカメラが握られておりました

現在、愛用しているデジカメを購入する前の出来事だったのです

あの頃の俺は

ビデオカメラの写真モードで写真を撮っていたのでした

そのビデオカメラには

現在愛用しているデジカメみたく

ナイトモード ( 夜でも撮れる ) なんて便利な機能がついてなかったのです

だから

なんとしてでも

辺りが暗くなる前 ( 夕陽が沈む前 ) に浜に下りて撮らないと

ノイズだらけでブレブレの見れたもんじゃない写真になってしまうのです

なので

とにかく急ぐ必要があったのです

急いでいる故に、判断力が鈍っていたのです

急いでいた故に普通は   おかしい   と思うところを

おかしい  と思わなかったのです








ビニール袋に入っていた内容物








白い靴下







ペーズリー柄のハンカチ








封筒 ( 長形4号サイズ )









数珠 ( 黒色 )










なんだこれ?

忘れ物か?

数珠が入ってるのは、ちと気持ち悪いな・・・

封筒の中身が透けて見える・・・

なんか手紙みたいなのが入ってるな・・・

靴下が入ってるのはなんでだろう?

んん?

アレか・・・

下の浜で磯遊びするのに

ここでサンダルとかに履き替えたのかも知れんな

そうかそうか・・・なーんだ・・・







でも・・・

なーんか気になる

ビデオカメラの写真モードで一枚撮っておくか・・・



ビデオカメラのレンズを

そのビニール袋に近づけた時







 ・・・ ゾクッ ・・・








俺 「 ! 」







    ・・・ゾク・・・


 ・・・ゾクッ・・・








なんだこれ?

なにこの背中に感じる寒気

今は真夏だぜ?

さらに

後頭部襟足近くの毛が

ピン・・・ピン・・・ と

逆立つような感覚を覚えた








結局、俺は

背中に走る寒気を蜘蛛の巣を掃うかのようにして

掌で パッ パッ と掃ったのち

ビニール袋の写真は一枚も撮らず

急ぎ足で下の福〇浜まで駆け下りました

そして

綺麗な夕陽を数枚撮ったのです

それで満足しました

見事な夕陽でした






帰りも同じ道

同じ遊歩道を通らなきゃ帰れません

ビニール袋が結び付けてある樹木の横を通り過ぎる時

ちらっとだけ目を遣りましたが

足を止めずに駐車場まで戻りました









白い靴下

ハンカチ

封筒

数珠

これらの内容物は

何を意味していたのでしょうか?

只単に、誰かの忘れ物だと思いますか?








俺はこう考えます

ビニール袋を枝に結び付けた人物は

その場で靴下を脱いでビニール袋に入れた

本当は裸足で下の断崖まで行こうと思ったが

それじゃあ・・・

それじゃあ私がどこから飛んだのか分からないじゃないか・・・

革靴は必要なんだ・・・

ふたつ

そろえて

断崖の上に

素足に革靴を履いた

背広のポケットを探る

ハンカチが一枚

ハンカチか・・・

最後に私は泣くと思っていたが

結局、泣かなかったな・・・

これも置いて行こう・・・

左右どちらかの手に巻いてきた数珠

私は今から 死ぬ のだ

もう、神頼みなどする必要は ない

これも、ビニール袋に入れて置いて行こう

背広の内ポケットから

大事そうに封筒を取り出す

これは・・・

そう・・・ 

大事な物だ・・・

私が 最後の 最後に 書いた 文章・・・




















だれか・・・

誰か・・・ みつけてくれ・・・

この下の海に・・・

沈んでいる・・・・・

ここは寒い・・・・・ 

なんて寒い場所なんだ・・・・・

とても・・・・・ さむい・・・・・・・。





俺 「 なんだこれ? なにこの背中に感じる寒気・・・ 」


         「 今は真夏だぜ? 」




というお話だったのですが

俺の下手糞な文章では

あんまり怖くないですね・・・。










2010/07/24 EDIT CATEGORY:懐古 COMMENT:0 TRACKBACK:0 TRACKBACK URL 

暑いし夏なので怖い話をしよう






え~・・・

あれは4、5年前の夏だったでしょうか・・・

俺は夕暮れ間近に

東〇坊の岩場駐車場に車を停めました

そして

東〇坊から少し離れた

福〇浜という浜に歩いて向かったのです

福〇浜にアクセスする為には

遊歩道を下りて行く事になります

俺は急いでました

夕陽をカメラで撮りたい

夕陽が落ちてしまう前に

早く浜に下りなきゃいけない

俺はサンダル履きでパタパタと遊歩道を急ぎました

その途中で



おや?

これはなんだろう?



遊歩道脇の樹木

ちょうど人間の腰の高さくらいの枝に

透明のビニール袋が結び付けてありました

俺はビニール袋越しに内容物を観察しました

なんじゃろこれ?

なんか中に入ってるな・・・






ちょっとT壱に呼ばれたので出かけてきます。





2010/07/23 EDIT CATEGORY:懐古 COMMENT:0 TRACKBACK:0 TRACKBACK URL 

3州プールの思い出




fb12d9bf.jpeg



























小学生の頃

ここの50mプールで楽しく遊んだ思い出

まず最初に

ここの50mプールは

ちょうど中間の25mのとこで鉄格子みたいな柵で区切られていた

半分は大人用プールとして

半分は小学生、中学生用のプールとして

そんで

その大人用プールとの境に設置してあった鉄格子みたいな柵の隙間に

水中で頭を潜り込ませるという遊びが流行っていた

その鉄格子の隙間が微妙な間隔でして

ちょうど頭はスッポリ入るんだけど

焦って耳が引っ掛かったりすると、かなり危ない状況に陥った

早く抜け出さねば息が続かない・・・



焦れば焦るほど

鉄格子の隙間に引っ掛かった耳が支点になってしまい抜け出せない

どんどん肺の中の空気は減少し

さらには水中なのに冷たい汗を掻き始め

もう耳が千切れてもいい! 死んじゃうので!

死ぬのいやなので!

という覚悟で

ちからいっぱい両足で鉄格子を押し蹴って

ほんともう

ギリギリで水中から脱出できたという経験を

懲りずに数10回くらい繰り返した覚えがある




その数年後の夏

俺は高校生なっていたのだけど

なんとなくテレビのニュースを観ていたら

3州プールで大人用プールとの仕切りに

小学生の男の子が頭を挟んだ状態で沈んでいるのをプールの監視員が見つけ

その後

運ばれた病院で死亡した

というニュースだった

あぁ・・・

あの危険な遊びは

今でも流行ってたんだな・・・



なんとも微妙な気持ちになったのを覚えている





あと

プールの排水口

あそこも楽しかった

水中でプールの横っ腹に四角く凹んだ箇所を見つけた

凹んだ箇所の奥に何があるのか興味津々になった

凹んだ箇所にはこれまた鉄格子が設置してあったけど

そこの近くで潜ったりして遊んでたら

なんか体が引っ張られる感覚がして楽しかった

それで

なるほど

あそこの凹んだ場所はプールの水を吸い込む場所だな

と確信したので

監視員に見つからんように

水中でスイミングキャップを脱いで

鉄格子の隙間に無理矢理腕を肩まで捻じ込んで

『 スイミングキャップを排水口に吸い込ませる遊び 』 という楽しい遊びを確立するに至った

この遊びは本気でスイミングキャップを排水口に吸い込ませる訳ではなくて

排水口の吸引力を指先に感じて はあはあ するという遊びだったのだけど

何度目かに本当に友達のスイミングキャップが見事に穴の奥に吸い込まれてしまった

もしかしたら

友達のスイミングキャップが吸い込まれた先のどこかに詰まって

プール内のどこかの機械が爆発するんじゃないかという話になったので

それ以来

怖くなって止めた





それから俺は無事に成人し

これまた夏のニュースで

各地で排水口に児童が吸い込まれるなどして死亡する事故が続出との報道がされた

それでやっと俺が子供の頃やってた行為はとても危険だったのだと気づかされた









3州プールでの最後の思い出

俺、19才の夏の夜

友達と当てもなくドライブしてたけど

なんとなく3州プールの近くを通り掛かったから

プールに水が張ってあるか見に行こうということになった

まだ夏が始まったばかりの時期だったから

今年もちゃんとプールに水が張ってあるか心配になったから

ちゃんと金網を傷つけないように乗り越えて

ちゃんとプールサイドにスボンやらTシャツやらをキチンと畳んで

あまり大声を出さないように

月明かりと街灯の灯りのみのプールで

友達4人と全裸のナイトスイミングを楽しんだ






通報された

警察きた

全裸だったので逃げ場なかった

警察官が

「 とりあえずプールから出てこっち側 ( 3州公園側 ) に来い 」

というので

入ってきたのと同じように

金網を乗り越えて警察官が待っている公園側に投降した

勿論、全裸の状態で




最後に金網を乗り越えて投降した友達が

投降する前にプールサイドに脱ぎ捨てられていた全員分の衣服を公園側に投げて寄こしてくれた

全員が公園内に散らばった自分の衣服に注目した

警察官に懐中電灯で照らされながら

そろりそろりと衣服に近づこうとしたら

「 動くな 」

と言われた

続けて

「 とにかく全員、一列に並べ 」

と言われたので

警察官の前に一列で並んだ

全裸で





警察官は

「 君ら・・・ 暑いのは分かる・・・ 分かるけど・・・ な? 」

と言うので

全員でコクコクと頷いた

その辺りで公園の横をシャーーと自転車が通り過ぎたので

全員でチンコを手で隠した

自転車が通り過ぎた後に沈黙が続いたので

最初に俺が口を開いて

「 あのぅ・・・ パンツだけでも穿いていいですか? 」

と懇願したが

答えはNOだった

警察官は怒っていた





「 君ら年齢は? 」

と訊かれたので

「 今年で全員19ですぅ・・・ 」

と答えると

警察官は深い溜息を吐いた後で

「 19・・・ だったらもうちょっと・・・ な? 近所の迷惑とか・・・ な? 」

と言うので

もう完全に愚かな行為でした、ものすごく反省してますという意で

全員で啄木鳥のようにコク!コク!と頷いた

そして

お願いだからパンツだけでも穿かせて下さい

という願いを込めて警察官の次の行動を待ったが

とりあえず

住所と年齢と名前をこの手帳に記入しなさいと言われたので

指示された通り、夜の公園で手帳に住所、年齢、氏名を書き写した

薄暗い公園の街灯の下

全裸で





全員が住所、氏名を手帳に書き終えた頃には

完全に気化熱で体温を奪われていて

暗くて確認はできなかったけど唇は紫色になっていたと思う

体もブルブルと小刻みに震えていた

全員がブルブルと震えていた

全裸で

その姿を見て

きっと警察官も哀れに思ったんだろうか

年齢も年齢だし親元には連絡を入れない

という優しい対処にしてくれた




そして

警察官が見守るなか

素早く自分の衣服に飛びついて

迅速にパンツを穿いてスボンを穿いてTシャツを頭から被った

こんなに衣服がありがたいと感じたことはなかった





解放され

全員、無言で車内に戻り

キーも回さずにシートに座り込んだ

暗い車内にプールの塩素の匂いが充満していた

なんとなくバックミラーに視線を移すと

後部座席の友達の影が揺れていた

最初は泣いているんじゃないかと思ったけど

そいつを引き金に

それは爆笑の渦へと誘われた

大いに笑った

自分らの情けなさと滑稽さに大爆笑した





今、思い出しても

あの頃は相当のクズ人間だったと思うけど

すごく楽しかった

毎日が素晴らしい日々だった







自宅に帰って風呂に入ろうとしたら

間違えて友達のパンツ穿いて帰ってた





さらに数年後

その4人の友達のうちの1人は重い病気に掛かり

数年の入院生活を経て無事に全快して退院したけれど

心を閉ざしてしまったようで音信不通となり

もう1人はパチンコ中毒になり多大な借金を抱え込み

俺や他の友達に金を借りに来るという

どうしようもない人間になってしまったので

縁を切った

今じゃ同級生の友達の数は片手で数えられる数にまで減ってしまった

切ない話だ





これが俺の3州プールでの全部の思い出

読み返しても

俺しか面白くないという

そんな思い出

いいじゃないか

俺のブログなんだし・・・。

2010/04/16 EDIT CATEGORY:懐古 COMMENT:0 TRACKBACK:0 TRACKBACK URL 

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