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2024/12/05 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
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2024/12/05 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
12月2日
午前10時30分頃
T藻君からの着信で起床する。
起床直後の脳味噌なので
電話での会話内容がアレだったけど
とにかく
なんだか遠い山のほうへの用事だと言っていた気がするので
ズボンの下に股引きを穿いて
急いで歯磨きをして
なんとか20分で用意が出来た。
途中の道の駅
ちょっと前に恐竜の動くやつ撤去されてたなニュースで観た。
お隣の県に侵入しまして
もう午後1時を過ぎていたので
ここで昼飯くう。
くそ煮込うどん定食を注文した。
地元にも くそ煮込うどん だしてくれる飯屋は多いけど
地元の くそ煮込うどん は
味噌ラーメンのような、ちょっと甘めの味噌味のが多い。
こちらのは
なんていうか
甘味は少なく味噌の味がシッカリとしていて
それでいて塩辛くなくサッパリとしていた。
ということで
ツルツルッ!と、うどんを平らげまして
次はお楽しみのアレです。
白飯を口内に頬張ったまま
この熱々の くそ煮込の汁を啜りながら食べるのです。
俺は腕捲りをして くそ煮込の鍋の中へとレンゲを差し入れたぞ。
あちっ!
ツルン!
俺 『 ぎゃあああ! おなこぉぉおおお! ( おお、なんてこった!の略 ) 』
こちらガソリンちょう高いね.................
地元より10円以上たかい。
で
T藻君の用事も終わったので
どこか観光して行くか?
ということで
有名な観光地に到着。
あそこの大型観光バスから
次々と中国人が吐き出されてくるぞ。
何年か前の夏にも訪れた観光地だけど
あの時も中国人だらけだった気がするな。
しかも
現在の時刻は午後4時でありまして
午後5時には土産物屋さんも店仕舞いしちゃうのに
おかしな時間計画で動いてるな。
きっと弾丸ツアーみたいなヤツで来てるんだろうな。
そしてから
最近の中国人は お洒落になりましたから
昔みたいにドギツイ原色の服とか着ておりませんので
あんまり日本人観光客と区別が付かないけど
香水かけ過ぎのヤツが多いので
それですぐに分かっちゃった。
ということで
ここには過去に何度か訪れているので
ここどこ?
みたいな感じでやってみた。
このような自家製の装備をした軽トラが多く目に付いた。
この地帯の雪深さを物語っておると思う。
タヌキの焼き物だけど
こういうのはけっこうどこの観光地にでも売られている気がする。
これもお土産屋さんで売られていたモノ。
キツネの面が欲しかった。
甘酒を飲む。本当は牛肉コロッケが名物っぽい。
茅葺き屋根の世界遺産。
これも
ここどこ?
みたいな感じで撮ったけど
あれ?
わざと写真からきった部分て
なんて書いてあったんだろう?
飛騨牛の なんちゃら みそ焼定食なんだけど
こめ? 米みそ焼定食だったかな?
ということで
調べてみたら
飛騨牛の朴葉みそ焼定食だった。
朴葉みそ?
ぼ、ぼくばみそ?
ひだぎゅうの☆ぼくばみそ☆やき ていしょく?
正解は
朴葉 = ほうば
と読むらしい
なるほど勉強なった。
きっと1週間以内に忘れるな。
そしてから
T藻君、遠路の運転、御苦労様でした。
なんか年を取ったからなのか
こんなに遠い場所だったかなー?
と、感じました。
2013/12/04 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
6月3日
月曜日だが
T藻君と休みを合わせる為に
仕事お休みしてやった。
T藻君に迎えに来てもらい
午前10時近くから野大へと向かう。
そうして
1時間30分ほどで深〇鉱泉跡地に到着す。
下の集落から跡地までの道程は
ソコソコ狭い道路だったけど
いちおうアスファルト敷きの道だった。
俺が想像してたよりは簡単に目的地に到着できた。
俺はもっと山を上るものと思っていたが
山入り口から5分ほど車で走った距離に在ったと思う。
3台分くらいの駐車場もあったし。
しかしながら
もし自分ひとり単独で探していたら
車にナビなし、しかも方向音痴の俺ですから
きっと目的地まで辿り着けなかっただろうと思う。
つうか
目的地に到着したとて
あの次の足場を探すのに困る程の現☆場の荒れよう
たった一人で奥まで踏み入れたか?
無理ムリ無理ムリ絶対むり。
あんなもん怖すぎるわ。
そう考えると
やっぱり持つべきものは友達だなー。
と、思いました。
ほんとうに助かった。
あと
インタネッツで事前に調べた情報では
既に一部、屋根まで落ちて
建物は殆ど完全崩壊に近いという感じだったので
ちゃんと底の厚いブーツ持って行ったのがよかった。
錆びた釘なんて踏み抜いちゃったら
それこそ楽しい夏が台無しになってしまうもんな。
ということで
深〇鉱泉の話はもう少し先に書こうと思う。
そこで俺が幼少期に体験した記憶と
現☆場で撮った景色とを整理しつつ
同時進行で思い出しながら書くのは、なかなか大変。
ということで
深〇鉱泉跡地を無事探索し終わり
次に向かったのは杉〇鉱泉。
べつに鉱泉巡りをした訳じゃないけど
そこで蕎麦たべて裏の山でも上った後に鉱泉に入浴しよう
という約束だった。
ということで
杉〇鉱泉再訪問だけど
ほんの一週間前に来たばかりですから
旅館玄関は前に撮ったのを使いまわし。
いやあ........はやかったなぁ.............。
再訪問するの早かったなぁ。
ということで
もう午後1時を少し過ぎていたので
前に食べて美味しかった蕎麦を食べる。
俺は山菜蕎麦に入っていたナメコのバケモノが怖かったので
おろし蕎麦にしたのだった。
T藻君は俺の忠告も聴かずに山菜蕎麦を注文したのだ。
『 いや、まじでヤバイよ。 山菜蕎麦ちょう美味いけど 』
『 それに入ってるナメコのバケモノ。 まじで危険な味よ? 』
つってたんだが
あれっ? あーーーーれーーーーーーーっ!?
T藻君の山菜蕎麦に
あのナメコのバケモノ入ってないだと...............。
そんな馬鹿な事があるか?
俺の時は確かにあの黴臭い山味のナメコのバケモノが入ってたんだ...........。
おのれ......... おのれぇぇぇーーーーーっ!
きえええぇぇーーーーーっ!
女将さん、謀りおったなーーーーーーーっ
俺だっておまえ
あのナメコのバケモノ入ってないなら
山菜蕎麦を注文したよぅ............。
まあ、おろし蕎麦も美味しかったけどな.............。
ということで
蕎麦を食った後に
あの雰囲気の好い囲炉裏のとこで横になってみた。 (画像拝借)
山菜蕎麦の恨みもありますから
不貞寝とも言う。
しかしながら
なんて涼しいんだろう。
旅館の中を、本当に涼しい風が吹き抜けている。
この風は何処から来るのか?
裏の山から吹き降ろしてくるのか
それとも旅館裏手の水路から冷やされた風がくるのか
俺には分からないが
ほんとクーラーなんかと比べ物にならないような
自然な心地良い風だった。
ということで
おなかも落ち着いたので
この旅館の裏山をハイキングす。
最初がかなり急勾配だったので
このままの勾配で続くと厳しいなぁ.........。
と、思ってたのだが
それは最初だけで
後は楽勝な感じでテクテク登って行けた。
300~400mほど登った所に屋根付きの休憩所みたいなのがあり
そこから撮ったもの。
さらにそこから少し先に行った木の根元に
一斗缶がぶら下がっており
クマーに注意とのこと。
木の根元に差し込んである木っ端で
コレを叩け!とのこと。
バコーン! ベコッ! ボコッ!
いちおうクマ避け対策らしいが
こんなで効果あるんかな?
俺はコレを見て
逆に
やっぱりここら辺はクマ出るんだな...........。 こわいよぅ............。
と、思いました。
さらに先へと進みますと
少し野道になり
お花を踏むのが可哀想。
俺らはクマ避けの鈴とか装備してないので
手打ちによって
パーン! パーン!
としながら
先へ先へと進む。
クマーは怖いが自然が豊かで素晴らしいと思う。
旅館の山歩き案内板に書いてあった通り
登り始めて20分ほどで滝が見えてきた。
たきつぼです。
2段になっておるです。
滝の飛沫が
とても涼しいです。
実際に目で見ると
なかなか圧倒されそうな景色だったのだけど
やっぱり写真ではアレだな。 (画像拝借)
最後に大きく見上げてから
この場を後にす。
無事に旅館まで戻ってきました。
この前と同じ場所から撮った
旅館裏手の水路横に咲いていた お花だけど
お花の数が減っていたな。
ちゃんとお手入れされているようだ。
そこから
T藻君の運転に身を任せておりますと
ヤマンナカ温泉まで車はしらせた。
これ、遠目で見たとき
《 おちんちん 》 と、書いてあるのかと思った。
さらに
ブーンと走りまして
地元の海の温泉に到着。
温泉に入りました。
山歩きにより張った足腰の筋肉が
フワッと楽になったような気がした。
温泉上がりに
海を見ながら一服す。
山も良いモノだけど
やっぱり
俺は、この時期は
半パンにTシャツ、サンダルのが気分が好いな。
自分が海の男だなんて思わないけど
少なくとも山よりかは海の近くに居るほうが落ち着く。
この時期に限ってなら夜の海も好きだ。
それも、まあ、港などの街灯あっての事だけど。
夜の山なんか、あんた
ちょっと怖すぎだもんな。
ということで
最後に海にまで連れてきてくれて
T藻君にはアリガトウだな。
2013/06/05 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
5月26日
勘違いだーーっ! 勘違いだったーーーーっ!
なんてことだーーーーーっ!
この! 圧倒的な! 時間の! 無駄!!!
どーーーーーするんだーーーーーーーーーーーーーーっ!
と
その後も旅館の玄関口をウロウロしておると
山登り後の入浴客?
か、なんかの人が
ひょっこり旅館の玄関から顔を出してきて
『 ん? 温泉? 中に女将さん居るから、入っておいでよ。 』
つわれた。
ということで
図らずも
図らズモォォォオ
鉱泉にて入浴する事となり
俺は大体、何処行くのにも
このフニャフニャバケツを車に常備している。
脱いだ服やら汗を掻いた後の着替えとかポイポイできて非常に便利なアレだ。
それがまた
こうやって突然の入浴にも役に立ったのである。
ということで
玄関に飾ってあるクマの剥製を観察する。
まだ小熊かな?
体毛の色が灰色に見えるが
小熊時代は灰色なんだろうか?
それとも
長く飾られているうちに体毛の色が漂白されてしまったのだろうか。
玄関から数歩 奥に進むと
こんな山小屋風な応接間があった。
ランプがふたつ ぶら下がっており
なかなか風情がありました。
そこの囲炉裏横でペッタンコになっていた
クマの毛皮。
これは成獣だろうか?
それでもまだ小さいサイズと思うが
毛皮の肌触りを確認してみる。
ガッサガサだ.............。
ジョリジョリしやがる.................。
ふんわり もふもふ のシロクンの毛皮とは全然違うな............。
タヌキの剥製もありました。
離れの入浴施設へと向かう途中。
木製の引き戸とか..........。
木材は膨張したり収縮したり反ったりしますから
少しの風でガタガタしたりして
けっこうなメンテナンスが必要と思うが
とても美しいと思う。
あ、そういえば
入浴料金は500円だった。
そしてから
タオル持ってないので、購入できますか?
と、女将さんに訊いたところ
渡り廊下の所に干してあるタオル使ってくれたらいいですよ。
つうので
これかな?
ということで
ここで生乾きのタオルをひとつお借りしまして
さっきスニーカーで跨いだ渡り廊下を
裸足でペタペタ歩いて
離れの鉱泉施設に到着す。
旅館施設の床などが
少しフワフワとしておったので
さらに水場へと近づいたら
建物が もっと過酷な状況になっているのではないかと
少し覚悟しながら到着したけど
ぜんぜん綺麗。
それに
隅々まで掃除してあって埃やら髪の毛やらも見当たらない。
脱衣棚の上には
ここの鉱泉の効能や成分が書き記された
古そうな書物が飾られていた。
さあ、入浴す。
最初、俺とは別に ひとり入浴客がおりましたが
10分ほどで退場して行きましたから
チャンスと思い。
デジカメで撮る。
あまり広くはないけど素敵な感じ。
入浴しつつ観える景色。
写真では
ただの杉山じゃねえかと思うんだけど
実際に目で見ると けっこう綺麗な景色だった。
ようく山の隅々に目を凝らすと
山肌に藤の花が群生している部分とかあって綺麗だった。
で
この岩で隔離された濁った湯のほうが
滝の岩壁から採取された鉱物が溶け込んでいるヤツ
とりあえず浸かってみたら
肌に少しピリピリする刺激を感じられた。
チンコがこそばゆい。
あと
少しシュワー!とした
炭酸はいってるのかも知れない。
そしてから
この隔離された湯だけが高温でして
ここに入ってから横の広い湯に浸かると
まるで微温湯だった。
ようは鉱泉だから
追い炊き追い炊きしないと駄目なので
時間帯によって温度が変わるのかも知れないが
この微温湯加減が最高だった。
俺はあんまり熱い湯が苦手ですから
長く浸かっているには最高の湯加減だった。
ですから
思う存分
水死体のように浮いてみたり
ターミネーターが溶鉱炉の中に沈んでいく場面を再現してみたりして
ひとりでキャッキャ!ウフフ!と楽しんだが
限界がありまして
水死体ゴッコは幾つになっても楽しいが
ターミネーターゴッコは、ひとりでやるものじゃなかった。
なにか心に傷を負った気分になった。
それでも
たぶん30分以上は お湯を楽しんだと思う。
そしてから
最後、上がる時に気づいたけど
俺が車を停めた駐車場から
男湯が丸見え状態だった。
何度か岩風呂の淵に仁王立ちして
金玉に風を感じたりしていたので
人に目撃されなくて好かったと思った。
そうして
風呂上りに
思うところがありまして ( 勘違いしてゴメンナサイという気持ち )
山菜蕎麦まで食ってしまった。 700円だ。
これがまた ちょう美味しかった。
特に濃い色の出汁が最高だった。
おれがよく食べる勝石さんの蕎麦も美味いけど
やっぱり山の蕎麦とかには勝てない気がする。
なんでなんだろうか?
もしかして
山深い土地にとったら鰹節とか貴重だろうから
そういった貴重な食材から極限まで旨味を搾り取るという技術が
昔から発達しているのかも知れない。
知らんけど。
あと
この山菜蕎麦はすごく美味しかったけど
なんかナメコのバケモノみたいなキノコが入ってて
それだけは俺の口に合わなかった。
すごい 《 山だ! 俺は! 山だぁぁぁあ! 》 という味だった。
黴臭いというかなんというか
慣れてる人なら美味しいんだろうけど
少しビックリする味だったと思う。
食べながら大丈夫なキノコなんだろうか........。
と、考えずに居られなかった。
1UPするくらいならいいけど
帰り際にキノコの成分で幻覚とか見えたら
崖から車でダイブしちゃうのじゃないかと
少し怖いくらいの山味だった。
あと
蕎麦が出来るまで玄関で待っていた時に
外脛にチクリ!としたので
それをピシャリ!としてやったら
ブヨと思う。
ブユとも言いますね。
3日殺しです。
どうしよう。
ということで
最後に振り返って一枚。
勘違いで訪れた場所だけど
とても好い場所だった。
また訪れたいと思うほど。
こんな素敵な旅館が
幽霊旅館である筈がない。
完全なる俺の勘違いだった。
ということで
この駐車場から
母に、昔泊まった幽霊旅館の名前ってなんだっけ?
と
直接電話して聞いてみようと思ったが
圏外だった。
湯上りの美味い蕎麦くい上がりの体で
少し気温が落ち着いた山道を
運転席の窓を全開にして下りていくと
ほんとに
生きててよかった..............。
冬の間に死なないでよかった..................。
と、思わずにいられなかった。
ほら、大気汚染で霞んだ山の稜線が
とても綺麗。
ほんとに涼しい風を受けて最高な気分なんだけど
クシャミばっか出るの。
この1週間くらいずっと鼻水クシャミ軽い咳が出まくりなの。
黄砂のせいと思う。
まじで勘弁して欲しい。
最後の最後。
帰り際の道で
こんなに近くにドーム見えた。
うっ......... うう................。
こんなにドームから近かったのか....................。
こんなの1時間と30分ほどで自宅から来れる距離じゃないだろうか?
いや、もっと早く来れるかな?
ま、まあ、いいか。
迷った先で豆腐も食えたんだから。
そして
流石の俺でも
ここまでの道はなんとなく覚えたので
また、夏の間にでも杉〇鉱泉 再訪問してみたいと思った。
2013/05/30 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
5月26日
到着。
鉱泉旅館へと左に折れた道を上がって行くと
道なりに車3台分くらいの広場があり
そこに車を停めた。
探索モードに移行なので
サンダルを脱いで靴下はいてスニーカー履く。
鉱泉旅館へと続く坂道の途中から見上げた旅館外観。
ああ、こんな感じだったような..........。
あの幽霊旅館も、こんな感じの坂道を上って外観が見えてきた記憶が残っている。
そうそう、旅館の玄関口に大きな木も立ってたような.........。( この記憶は微妙 )
んん?
いや、あの幽霊旅館に続いていた坂道は
石畳かモルタルの階段だったような..........。
ということで
旅館玄関に到着す。
うーん.......。
あそこの幽霊旅館も、こんな感じの玄関だったような..........。
20年以上前の記憶だからな..........。
ということで
玄関に頭つっこんで お邪魔します。
違う気がする............。
あの幽霊旅館は
もっと玄関先応接間の空間が広かった気がする。
そしてから
玄関の左手に厨房みたいなのが見えた気がする。
玄関口でイラッシャイマセと対応してくれた片目が白内障で濁ったバアサン。
客に挨拶もせずに暗い厨房へ片足を引き摺りながら消えたジイサン。
そういうのを強烈に覚えているから
同時に玄関の間取りとかも記憶には残っている筈なんだけど
その記憶と、この玄関口の景色が合致しない。
仕方ないので
玄関を過ぎて旅館の裏側に回ってみようと思った。
あの、気味の悪い祠が旅館の裏側に存在していたら
ここで間違いないからだ。
ここの場所は
事前にインタネッツで少し調べてあるから
この旅館の裏手に登山道みたいなのがある事は知っていた。
先に滝があるらしい。
その登山道とは別の場所だけど
登山の途中に見られる歴史的なアレのなかに
興味深い名前のヤツがあった。
お〇代の神様 つうのも気になるけど
やっぱりこれが一番気になる。
ということで
自宅に戻ってから調べてみたら
この石の名前の由来は、こういう事らしい
柴田勝家の一族、が治めていた時代もある。
織田勢に追われ、この地に逃れてきたとき
柴田監物(義宣)が、谷の農民に殺された場所、
大将でなくそんな下っ端にやられたことをうらんで、
大石に突き刺した刀の傷が「恨み石」としてのこっている。
そしてから
この杉〇鉱泉の湯の効能とかが書かれている。
そもそも
鉱泉と温泉の違いが分からんけど
とりあえず
鉱泉つうのは
山の鉱物が混ざった低温の湧き湯みたいなアレらしく
なんか20℃以下くらいの温度らしいので
ボイラーなどで追い炊きしないとアレなんだってな。
しかも
ここの杉〇鉱泉なんかは
もっと特殊な感じで
旅館の裏手にある登山道を上った先に
滝があるらしいんだけど
その滝の岩壁、けっこうな高所の岩壁を削ったり剥がしたりしたのを
麻袋かなんかに詰めて採取して
それを湯に沈めてアレするらしい。
ということで
さらに面白いのが
その登山道へとアクセスするには
ここの旅館施設と温泉(鉱泉)施設の渡り廊下を潜らないと
先の登山道にアクセス出来ないらしい。
渡り廊下を潜った先の
旅館側面。
この景色を見ても
俺の幼い頃の記憶にはピンとこない。
確かに歴史ある古い外観だけど
あの幽霊旅館は、もっと、こう、なんていうか
黒く湿った杉の木材が醸し出す陰鬱な感じと言うか
なんだろうねアレは..........。
オドロオドロシイ雰囲気が感じられた気がする。
それに
内庭みたいなのがあった気がするんだよな...........。
ここの旅館は見たとおり内庭みたいなのは存在していない。
やっぱり俺の勘違いなのか..............。
いやいや
諦めるのは、まだ、早いのこと。
問題は、あの祠だ。
この旅館の裏側の壁に
密着するように祠が立っていたら
ここで間違い ないんだ。
あの幽霊旅館と、ここの旅館の共通点は
山深い場所に立地しているのと
かなり古く歴史ある湯治場だったと言う事と
温泉でなく鉱泉だと言う事と
すぐ裏側に山肌が迫っているという所だから
まだ完全に勘違いではない筈だ。
建物の外観だって
この20数年の間にリフォームしたのかも知れないし。
諦めちゃ駄目だ。
ということで
旅館の裏手を高所から見下して 祠を探す目的で
図らずも登山道を上る事に。
祠があるはず...............。
祠があった筈なんだ.......................。
あれ..............。
なんだ、あの水路は..............。
俺の記憶には
旅館の裏にあんな水路なかった筈だ。
いや
まだ、諦めぬ............。
あそこの..............。 あそこの旅館建物の奥角付近に
祠があった筈なんだ......................。
チクショウ、茂った草で見えねえ.................。
ということで
なんて美しい自然なんでしょうか。
ここの目に映る自然の中に
可憐な野花など ひとつも咲いておりませんが
この
葉を大きく広げた羊歯植物に
太陽光が当たっている美しさ....................。
俺は夏の海に勝るものはないと思っているけど
夏の山の、こういう美しさには
ちょっと移り気になってしまうな。
つっても
ほんとに今の時期だけだな。
だってアブが出てきたら
もう、山なんて終わりだもん。
そう考えると
山歩きが快適なのって短い期間なんだなー
と、思いました。
もっともっと標高が高い山とかだとアブなんかも居ないのかも知れないが。
さて
俺は登山しに来た訳じゃないですから
ここまでで下りる。
あんまり踏み入るとクマでてきちゃうよこわい。
なんせ
地元の宅地などを挟んで孤立した山とかじゃないですから。
ここは大山小山と延々と連なった山勝の山ですから
クマ遭遇率は市内の山とかとは別格な気がする。
こわい。
ということで
不法侵入する。 旅館裏手に。
ああ、おはな 綺麗...............。
はあはあ........ ゴソゴソー....... ゴソゴソー.............。
この水路..................。
やはり記憶にない.......................。
しかも水路に架けられたコンクリ足場みたいなのの表面に
かなりの経年劣化が見られる。
犬走りの肌も同じだけど
ずっと昔からここにあるように思う。
ということは
水路を近年新たに設備したという線は消える。
昔からあったものだ。
ということは
俺の記憶の中の祠は
この水路の上に存在していた事となる。
水路の上に祠、そんな記憶はない。
さらに
この1階部分の木製大引き戸。
随分と歴史を感じる木肌をしている。
俺の記憶と、全然、違う。
俺の記憶では旅館裏側に
こんなサッシ大引き戸などなかった。
裏手の山肌に面した客室には
4尺5尺ほどの高窓がふたつだった筈だ。
母が言うには
その窓から室内に身を乗り出すように
長髪をバサバサに乱した女が立っていた(浮遊していた)
という事だったから
これだと、その高窓がありませんから
全然、記憶と違う。
最後の足掻きで
旅館裏手の突き当りまで忍んで歩き
その角から撮影したが
まあ、こんな状態だった。
祠など、ない。
切羽詰りました。
違う、ここ、違う。
リフォームによって外観が とかも違う。
昔から、このままの姿と思う。
少なくとも20年30年は
外壁などの張替えはあったかも知れないけど
このままの姿と思う。
それで
俺は思いました。
えへへ、勘違いしちゃった☆
と。
2013/05/30 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
5月26日
昼飯にソーメン食べてから
午後1時過ぎくらいに自宅を出る。
ところで、暑いんだが!
車外気温31℃だぜ! 好い1日になりそうだ!
ということで
途中、警察によって一部交差点を封鎖などしており
なんだったんだろう?
と、疑問に思いつつも
無事に野大市内を通過して
こんな田園風景の中で路頭に迷う。
ほんとに、農耕的な、素敵な景色ですなー。
えへへ
素敵な景色ですなー。
じゃねえんだよ!
どこだよ、ここっ!
四方八方、山だらけで
ちっとも方向が分かんねえのよ...........。
そもそも
そう
そもそも な話ですが
目的地は山勝方面だった筈なんだよな...........。
ここ、確実に野大ですし............。
あっ! そうだ、そうだ。
こういう時の為に
ちゃんと道程を自宅でメモしてきたんだった。
メモ読む。
メモには こう書かれている。
《 恐竜ドームを右手?に見て、九〇竜川沿い、157 雁ヶ〇スキー場方面 トンネル 》
うん。 自分で書いておいて、ちっとも意味わからん。
ドームを右手?に見て って、なんだよボケ!
右手?←このクエスチョン・マークなんなんだよボケ!
はっきりしろよ。 あほーっ しねーーーっ!
で
最後に小さい字で トンネル....... と、書いてあるけど
どういう意味かな? これ?
トンネルを潜れって意味かな?
それとも、トンネルの手前を折れるとか、そんなかな?
このやろう! ぜんぜん意味わかんねえよ!
誰だよ! こんな不親切な道程メモ書いたヤツは! 俺だよ!!!
俺! だよーーーーーーーっ!
あの、まず、来た道から恐竜ドーム見えなかったんだよな。
おっかしいなー! あれえ! おっかしいなーーー!
と、思いつつ
山勝を通り越して野大まで来てしまったらしいね。
で、野大市内に入ってから157に合流したんだな。
九〇竜には沿ってなかったけどな。
えへへ
えへへ、じゃねえよ ばかやろう! どこだここ!
なんでこんなことに!
ということで
ちょうど田植えをしているジイチャンが居りましたから
道を訊いてみる。
『 すみませ、ええーーーん! ( 泣 ) 』
『 あのう、すみませ、ええええぇーーーん! ( 泣 ) 』
『 雁〇原スキー場ってどっちですかねーーーーーっ! 』
オジイチャン
「 雁〇原? えーーーーーーっ!? 」
俺
『 そうです雁〇原のスキー場の....... えーーーーっ!? 』
オジイチャン
「 えーーーーっ!? どっちからきたのぉぉおおお? 」
俺
『 あっちからきましたーーっ! ええーーーーーっ!? 』
オジイチャン
「 ここ! 野大じゃしーーーーーっ! 」
俺
『 ですよねーーーーーっ! 』
オジイチャン
「 雁〇原つうたら! あんた! 山勝じゃしーーーっ! 」
俺
『 ですよねーーーーーっ! 』
ということで
オジイチャンは遠くに霞んだ山を指差して
あそこの、こう、山が下っている辺りが雁〇原だから
そうじゃなあ.........。
とりあえず、一度、大きい通りに出ようか? な?
そしたら ずーーーっ!と、戻ってみて
山勝に入ってから
もう一度、人に訊いてみなさい。 な?
ということになった。
俺はストローハットを脱いで深くお辞儀してから
アリガトウゴザイマシタ!と お礼して
一路、来た道を、戻る事になりました。
方向音痴、すなわち、道に迷う・道を覚えない 事を示す言葉だけど
こうやって
迷った先で人の親切心に触れたり
そのまま迷わずに目的地に到着していたら
きっと見れなかった景色などを楽しめるから
方向音痴というのも、そんなに...........。
あれ?
ここは!
うひょー! 何時かの お豆腐屋さんじゃなイカーーッ!
お豆腐、たべます。
前に来店した時は
店内にテーブルが設置してあって
その場で豆腐たべられた気がしたが
今回はテーブルなくなってた。
それで
あのう、ここでパッ!と食べられたり出来ないですかね?
と、訊いてみた結果。
レジの横で食べるという荒業になった。
店員のオバチャンたちに迷惑じゃないだろうかと思ったけど
売り物の醤油もかけてくれたし
3回くらい
『 美味しい? どう? 』
と、訊かれた。
その度に
美味しいです! とっても!
と、返した。
本当に美味しい。
こう、少し青くさいサッパリとした風味が鼻に抜けて
こう暑い日とかには最高の お豆腐 だと思う。
もう一丁くってもいいくらいだ。
で
俺から道を訊いた訳じゃないけど
『 どっちから来なっすった? 』
と、訊かれたので
ええと、福〇市内からです。
と、返すと。
『 へえ、で、これから何処に向かいなさる? 』
と、訊かれたので
雁〇原の方向の! 杉〇鉱泉という場所に行きます!
と、胸を張って答えると
『 杉〇鉱泉? ちょっと遠いよ? 30分はかかるよ? けっこう山のぼるよぉ? 』
つわれた。
しかも親切に道順まで教えてくれた。
ここを出てすぐ左に曲がって
その先にループがあるから
ループ下りたら右に曲がって
とか、なんとか、だった気がする。
俺の悪い所はアレだ。
こう、熱心に聴いているようなフリをしていて
それは、折角、丁寧に教えてくれている人に対して
悪い態度を取ったらイケナイという気持ちで
とにかく、こっちも出来るだけの好意的な態度で聴こうという気持ちが大きくなってしまい
必要以上に はい!はい! と、頭を振って
うん!うん! と、相槌を打って
そればかりに集中してしまい
肝心な道順が頭に入ってこないというアレだ。
ということで
たぶん俺はループを下りた先を左に曲がった気がする。
これで合っているのだろうか? 大丈夫だろうか?
ああああ!
やりました!
あそこに見えるのは山勝大仏殿と山勝城じゃないですか!
ドームも見えてきた!
間違いない、道はこれで合っているぞ!
ここは.......。 山勝市内に入ったんでしょうか?
駄目押しで
コンビニに入って道を訊いた。
これで道を訊いたのは3回目ですから
仏の顔もサンバディ・トゥナイツだ。
もう、大丈夫。 ここを直進だ。
近い気がする! 近い気がするぞ!
なんか、こんなのがある交差点を
どっちかに曲がりました。 ( 杉〇方向と看板に書いてあった気がする )
杉〇という地名の通り
まあ、杉だらけの山だった。
花粉の時期は絶対に近づけないな。
後半は
広かった道幅もグッと狭くなり
この先に旅館なんてあるんだろうか.........。
と、少し不安な気持ちになる。
まあ、そこそこ山をグネグネと上ると
はあああああああ
やりましたああああああああああ
目的地到着だあああああああああああああ!
午後1時過ぎに自宅を出て
この杉〇鉱泉だけを目的地に直走り
現在、午後3時45分..............。
長い........... 長い道程であった...............。
振り返れば、ここまで、迷ってしかいない。
タイトルに ( 勘違いして鉱泉 ) と、銘記したが
ちっともタイトルにそぐわない。
ただの迷走が3時間ほど続いた話になってしまった。
でも
そうやって迷いながらもアレしたけど
楽しかったな。
無駄に消費されたガソリンについては
あんまり考えたくないけど。
2013/05/29 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
5月12日
チャリンコのって突堤でシロクンと遊んで
ゴボーで山菜蕎麦くって
寺町ブラブラ歩いて
長袖ぬいで
アイス・ボックス食って
岬スルーして
ブラック崎海岸の浜まで下りて
浜茶屋なくなってて
ヒイヒイ!言いながら帰りの坂道のぼって
そうして
午後4時ちょうどくらいに
ヤマンナカ温泉街に到着。
午後4時到着つっても
温泉街に車を乗り入れた当初、どこの駐車場も満車状態で
一度、温泉街を通り過ぎてから戻ってきて
なんとか駐車場の空きを見つけたので
実際の到着時間は午後3時45分くらいと思う。
この時期、やっぱり天気が好いと どこも人でいっぱいだな。
ということで
ブラブラと温泉街を散策する。
目的は唐揚げ食う事なんだけど
なんせ まだ午後4時過ぎだ。
昼飯も少し遅めの1時過ぎだったし
こうやってブラブラ散策して 時間を潰す・腹を空かす しかない。
さらに
散策すると言っても
ここは何度か訪れている場所だし
面白そうな場所は過去に観てしまっている。
メインの温泉街通りなんて
まだ人が沢山歩いていますし
仕方ないから こんな感じの
メイン通りから外れた裏手の商店街みたいな所を歩く。
古い感じの自転車屋さんだ。
こんなのを見ると地元海近くの焼けてしまった昭〇館を思い出す。
街並みを綺麗に統一整備されたメイン通りと違うくて
こういう裏手の通りは
地元人間の営み みたいなのを感じられまして興味深い。
温泉ホテルのロビー越しに川沿いの緑が見えたりして
夏らしい素敵な景色と思う。
そうして
ふと、思う。
すごく....... 脚が疲れました..........。
よく考えたら
短時間ではあるけれどチャリンコ乗ったし
あそこのブラック海岸で脚力けっこう使ったようだ。
歩くのは好きだけど
まだ午後4時30分。
まさか午後6時まで(唐揚げのために)テクテク歩くのは無理があるな..........。
ということで
ここの喫茶店でコーヒー啜りながら雑誌でも読んで
時間を潰そうと思う。
タンクトップ姿は無礼なので
上にシャツを羽織り入店す。
奥の席に着席してメニュー見る。
アホみたいにコーヒーの種類がありまして
どうしよう、どうしよう
アイス・コーヒーにしようか
いや
今日は冷たいの飲み過ぎてるし
ここはホットでいきますか.........。
それにしても種類多いな......... これは迷うわー..........。
つって思ってたら
店員さんが注文聞きにきたので
まだ注文ぜんぜん決まってない俺は少し慌てふためきまして
えーと、うーん、
ああっと、(メニュー表の裏側みる)
あっ、これ。 これでお願いします。
つって
出てきたのこれ。
出てきた瞬間
なんでこんな事に........。 と、思った。
いくら決まりかねて慌てて注文してしまったと言えども
これはないだろうと思いました。
これなに? フレンチトーストつうんだっけ?
すごく甘い匂いするねこれ。
しかも850円くらいするんだぜこれ。
スイーツだぜこれ。
元はフランスパンのくせに
シナッとしやがって
ナイフとフォークで食うんだぜ お洒落ですよね。
なんでこんなことになったのかじぶんでもわからない。
ということで
仕方なく貴族のようにスイーツ女子のように
ナイフとフォークでフニャフニャと一口サイズにしてやって
横の生クリームのっけて食べてみると
いや~ん。 おいひ~ぃ。
ラズベーリー?みたいなのと一緒に食べると
こうスッパイ味が優しくアレになって
けっこう美味しいじゃないかこれ と、思ったんだが
これ全部で6枚も あるのな..........。
3枚でイライラしてきて
甘さ的に限界になりまして
もう、なんて言うか
3枚目から先は
普通のパリッ!として塩味の効いたフランスパンに戻ってくれねえかなこれ.......。 と、思いました。
しかも、想像してた以上に腹が張ってしまいました。
なんでこんなことに!
おれはからあげをたべにきたのに!
どうしてこうなった!
ということで
なんとか4時30分から5時30分まで
1時間近くフニャフニャとしたパンを食いながらコーヒーすすりながら雑誌読みながら
時間を潰せた。
さて
1時間近くタイムを過去に送ってやったが
まだ唐揚げには早い気がする。
それはそうだよな.......。
訳の分からんスイーツが腹にギッシリ詰まってるもの。
なんでこんなことに........。
いや
クヨクヨしても始まらない。
とにかく
今日は唐揚げ食べるまで帰らない。
ということで
脚に疲労は溜まっているものの
もう、川くらいしか見るものないでしょうから
遊歩道を ふらつきながら川まで下りてみた場面。
けっこう増水してるのかも知れない。
うーん。
綺麗だが.........。
この景色はアレだな。
ちょい前のコールデンウィークの間に
同じような立ち位置から何千何万と撮られた景色なんだろうな。
つって
どうでもいいけど寒い!
只でさえ早めに日差しが遮られる山中の谷町で
そこから更に切れ込んだ河川沿いの遊歩道ですから
もう陰になってて
さらに川で冷やされた風に吹かれると
肩が縮こまるくらい寒い。
なんでこんなことに! さむい!
ということで
足湯に浸かりました。
ここの所の気温の上昇で
この先、もう足湯なんかに浸かる事はないだろうと思ってたが
もう、もの凄く、心地良い。
もしかしたら
この時期は湯の温度を低めに設定しているかも知れないな。
ということで
足湯から見えた景色と
綺麗に整備されたメイン通りを歩いて戻り
いよいよ
午後6時近くなり
明かりが灯る頃。
おれ、からあげ、くう、
あんまり、はら、へってないけど
がんばって、くう
唐揚げを単品(1,100円)でひとつ。
ビールは飲まないので
お水で。
最初から衣に塩コショウしてあります。
まじで衣サクサクで
鶏肉ジューシー。
ここの唐揚げ食うのって
いつ以来だろう?
2011年、一昨年、夏の過ぎ以来だ。
http://thesummer.yamatoblog.net/%E6%AF%8E%E6%97%A5/%E7%9B%86%E3%81%AE%E9%81%A0%E5%87%BA%E3%80%80%E2%91%A1
ということで
最初は全部は無理かも知らん.......。と思って箸をつけたけど
ひとくち唐揚げに噛み付いてからは
もう止まらないでハフハフ!言いながら完食した。
やっぱり ここの唐揚げ美味しい。
普通の唐揚げ味だったら
きっと少し残してしまっただろうと思う。
ふう.......
おれ、からあげ、くった
おいしい、まんぞく、はら、いっぱい
しあわせ
ということで
目的も達成しましたので
さあ、帰ろう。
山から新しいトンネル抜けて8号に出て。
8号に合流して........。
というところで
シロクンと会ってから海の家に戻って...........
その後、チャリンコ室内に片付けたっけ?
片付けた記憶、ないね.......。
ぐえええ
海の家まで戻るかー...........。
メンドクサー!
ということで
海から山、山から海へと
渡り歩いてきた(ドライブしてきた)1日だったが
山で唐揚げ食べて店を出た時から外は暗かったが
こっちの海沿いだと現時刻午後7時30分。
まだ薄っすらと空が明るい。
なかなかアレだな。
もしかしたらアレかな?
山の谷合に住んでいる人と
日本海側の海沿いに住んでる人の
体内時計とかって
1時間くらい差があったりするのかな?
ということで
楽しいドライブになり唐揚げも美味しかったし
初夏の好い思い出となった。
2013/05/19 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
5月5日
神社の離れに
廃屋みっけ。
ちょっと鮮やかに加工してしまったが
廃屋の屋根に覆い被さる新緑
素敵と思う。
ここの集落内には
道祖神・御地蔵様が多くあった。
きっと
地蔵様に頼りたいくらい自然環境が厳しいのだろうと思う。
昔からなんだろうな。
ここの 田んぼ は
段々になってるので
きっと御山からの良質な水、かけ流しのアレだ。
ぜったいに お米 美味しいんだろうな。
影の背が少し伸びてきた。
ちょっと急がないと、帰り道が怖いな。
掲示板に
バスの運行表が貼ってある。
自治会運送バス.......
運行日は 2日飛び、3日飛び、
冬季などは5日ほど運行日が飛んでいた。
学校みっけ。
いいよね。
自然の中で伸び伸びと。
んん?
校庭にペンペン草生えまくりだが..........。
帰ってから調べたら
2007年から休校なってた。
きっと、廃校と変わらない意味なのだ。
集落のジ様もバ様も、みんな分かってると思うけど
希望的な意味での休校と思う。
趣のアル階段。
ここの石垣とか
隙間にモルタルなしで組んである。
大したモノだと思う。
ここの赤く囲った石なんて
なんとなく、石垣全体の強度・組み に
すごく大切な役目をこなしている気がする。
この石でなきゃならない場所に嵌っている気がする。
野良猫も居た。
ふと、思いつきで来てみたけど
訪れてみて好かったと思う。
夏だったら、もっと素晴らしかっただろう。
ということで
集落を抜けて帰路についた訳だが。
集落入り口の坂道を下ったらすぐ
二股に分かれる道になった。
どちらも同じような道幅だ。
おお........。
どっちから来たっけ?
うう、ううううううううう
左だな! 左の道いっとこう間違いない!
《 左を選択 》
説明しよう 《 左を選択 》 とは
人間の心は
不安な状態で道の選択を迫られると
だいたい左を選択する確立が高いらしい。
たとえば
警察が逃走車両を追跡している際
逃走車両が先の道を左に曲がると予測して
先読み追跡する言う。
説明が下手だけど
とにかく
人の脳って、そんならしい。
ということで
帰りの山道クネクネと
右へ左へハンドルきって運転していると
どうも、おかしいの。
なんだか
やたらと、太陽が、まぶしいの。
そりゃあアレだ。
カーブ多いですから
所々、傾いてきた夕陽が、目に眩しいのは分かるけど
なんだか
長時間、ずっと、まぶしいの。
あんまり、ずっと、まぶしいから
わたし、サングラスしちゃった。
いくら方向音痴の俺でも
それくらい分かるの。
夕陽は海側の水平線へと落ちるの。
俺は自宅方向へと帰っているので
本当は夕陽を背にしながら帰るのが本当なの。
でも
今は
夕陽を真正面から浴びて運転しているの。
ほら
遠目に海が見えてきた。
時、すでに、お寿司。
時、すでに! カリフォルニアローーーール!
ほら! ここだよ!
南海岸へと下りる直前の
廃業しちゃったリカー・ショップのトコだよ!
これだから!
はーーーーーっ!
これだから方向音痴は辛いな.........。
自分にガッカリだよ..........。
でも、せっかくだし.........
ほら
この先には
なにがあると思う?
海だよ............。
綺麗だね.............。
想定外の海辺から
振り返って撮影。
あそこの真ん中のが城跡の山だな。
じゃ、左隣の山が
さっきの集落があった場所かな?
けっ! 分かんねえや!
あーあ
どうせ方向音痴ですよー
男のくせになー
けっ!
なによ、文句あるの?
べつに迷惑かけてないでしょうよ?
困るのはワタシだけなんだから、放っておいてよ!
ワタシだって、本当は、怖いのよ.........。
なんで、こんなに方向が音痴なんでしょうか?
赤い車が停まっていた交差点を右折!
とかで道を覚えるからでしょうね。
けっ!
楽しかった。
2013/05/05 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
5月5日
フォー!レスト復位の駐車場にて
可哀想なタヌキを目撃し
イ㌔! 頑張ってイ㌔!
と、思いつつ
そのまま
いつか遠い昔に行った事がある
山の中の集落へと
車 はしらす。
あそこへ行くのは何年振りだろうか?
確か..........。
免許取って1年もしない頃
散々町中を目的も無く車で走りまくってた頃
たまたま、迷い込み 辿り着いたのが
ここの集落だった。
大きな地図で見る
地図では分からないけど
ほんとに下の世界とは隔離されたような立地だ。
当時の俺が思ったのは
とんでもねえ場所に集落あるな........。
どうやってみんな生きてるんだろう?
という思いだったと思うよ。
当時はまだ若くて今よりアホだったけど
それでも
この場所で人間が生活しているというのが信じられなかったと思うよ。
ここの集落センターの駐車場か
神社の駐車場か分からんが
とにかく
ここの駐車場に車を邪魔させてもらった。
集落の、たぶん、一番奥まった場所にある神社。
パッと見ただけでも
人々に大事にされている神社だと分かった。
あそこの家なんて
とても古そう。
今は物置として使われているような感じだけど
きっと昔はトタン屋根じゃなくて
立派な茅葺き屋根だったんだろうな。
その先を少し歩くと
これは! T藻君が言ってた林道じゃないか。
ちょっと気持ち悪い名前と思う。
ジャ とは 蛇 の意なのかな?
バミ = バム = ハム = 食む
だったら怖いよな。
蛇が食む(はむ)という意味になってしまう。
蛇に食われる林道なんて怖いぞ。
もしかしたら蛇がバミ!バミ!と、蛇行するという意味かも知れないな
蛇の蛇行のようなクネクネ道が続く林道という意味かもな。
知らんけど。
ということで
少し高台まで歩き
集落の全景を撮る。
自宅に戻り調べてみますと
住居住宅は45件 ほか廃屋少々
ということだった。
そしてから
こうやってデジカメで撮り歩いている間
ずっと犬の散歩の人が前を歩いていた。
ですから
立ち止まってデジカメで撮る以外は
ずっと前を歩く犬の肛門を見て歩いていた。
ですので
珍しく
犬の飼主の方に挨拶して
話しかけてみた。
内容は
あそこの山の頂上が高〇城跡でしょうか?
ええ、そうですよ
なるほど
やっぱり、あそこの頂上
平らに見える所が城跡なんだ。
えっ? 今から徒歩で行くつもり?
40分くらいかかるのよ?
もう時間も遅いし.......。
いいえ、まさか
ただ、あそこが城跡なのかなー と、思いまして
聞いてみただけですから。
あら、そうなの
ここの道を車でも行けるのよ。
数分で行けるよ。
あ、そうなんですか。
アリガトウゴザイマス。
えっと.......。
( やべえ、話す事なくなった.........。 )
それじゃ、どうも、ありがとございました。
なあに? 写真、撮りにきたの?
よかったら、あれ、わたしブログやってるので
帰ったらブログ観てね。
ここの土地の色々と書いてあるからね。
ブロッ! ブログ?
( すげえインタネッツ......。 失礼だけど、こんな場所にも通ってるのか )
は、はい! 探してみます。
えっと
なんて検索したら出てきますか?
そうね
タータンチェックとムニャムニャ..... で、出てくると思うけど
よかったら観てやってね。
あと、そう
写真ね。
ここは、なかなか日が当たらないから
暗くて上手く写らないでしょ?
すぐ暗くなっちゃって。
もっと早いうちに来たら
とっても綺麗なところよ。
ああ、そうですか。
そうですね、もうすぐ山の陰になっちゃいますね。
やっぱりここって冬は雪深いんでしょうか?
雪ねー........。
そうね。 今年は少なかったけど
雪が少ない割には、寒かったわね。
今でも朝夕とストーヴ出してるからねー。
どうだろう.......。
今年、去年とは雪は少なかったけれど
一昨年は酷く積もったわね。
ほら
そこのハウス
一昨年に立てたのが、その1年で潰れちゃったのよ。
ほー.......
なるほど、大変ですね。
アレですね。
今度はもっと早い時間から遊びに来ます。
色々と丁寧に教えてくれて
どうもアリガトウでした。
はーい。
気をつけて帰ってね。
今度は、明るいうちにね。
はーい。
ということで
帰ってから教えて貰ったブログを拝見さしてもらい
ここの集落の住居住宅数が45件つうのが分かった。
そして
冬はとっても寒い事が分かった。
まあ、そんなの知るまでもなく
この標高の高さからして
冬はヤバイだろう事は充分に分かる。
それにしても、それにしてもだ
まじでコンビニもない、個人のスーパーもない
そしてこの高さ
とっても不便な場所と思う。
よく考えたら病院もないし
どうするんだ?
歯が痛くなったら!
一晩のうちに、もう、我慢できないくらい
虫歯が痛くなる事って
人生で1回くらいあるだろうと思うが
そんなときに
近くに歯医者ないと
すごく、辛いよな。
まあ、アレか
ここに住んでる人だったら
そんなに悪くなる前に
早目に下の世界まで治療に通うんだろうけど
それにしても
やっぱり食い物とか 買いだめ しとかないとだし
大変な、面倒臭い、場所に住んでると思う。
でも、住めば都と言うしな。
いや
もしかしたら
日本経済が引っくり返るような大災害が起こったとしても
こういう場所に住んでいる人だけが
自給自足で生き残るのかも知れないな。
あそこのカーブで
こっちの集落が見渡せた気がしたけど
ちゃんと写真に撮っておけばよかった。
あそこからの集落の姿は、ちょっと凄かったぞ。
まじで秘境っぽかったもん。
2013/05/05 EDIT CATEGORY:山のもの ▲ TRACKBACK URL
11 | 2024/12 | 01 |
S | M | T | W | T | F | S |
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8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |