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2024/12/06 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

ゾンビ猫シロクン ①







6月23日






痩せ細ったクリティカとお別れして

漁村から港までチャリンコで下りる。

今日は俺のほうが先にシロクンみつけた。



にゃあおぉ~~ぅ



おぉ~の口元。



にゃあおぉ~~ぅ



ゃあ

の口元。



あーあ........

完全に左耳の先が割れちゃったな。



そういえば

シロクン、右頬の怪我は?



その前に

とりあえず

いつものやっとくか?

尻スパンキングのち撫でてやる。

この変態ネコめ。



あらー..............。

シロクン....................。

やっぱり..........................。



右頬の怪我、けっこう酷い事になってるな。

まるでゾンビ猫みたいじゃないか。



傷痕をようく観察してみると

喧嘩相手の猫はよっぽど酷いバイキン持ちだったんだろう

化膿して腫れ上がったかなんかで

傷痕付近の毛皮がハゲちゃっている。

治り掛けが痒くて自分の後足の爪で掻き毟ったのかも知れない。

右頬の傷はポッカリと4㍉くらいの深さの傷穴だった。

しかしながら

ちゃんと奥にカサブタができて塞がっているし

リンパ液が駄々漏れしてもいないですし

バイキンにも打ち勝ったようだ。

ですから

これ以上 化膿して酷い事にはならなそうだ。

傷痕付近の毛皮もハゲてはいるものの

短い毛がチョコチョコ伸びてきているから

このまま回復に向かうと思う。

しかしながら

暫くの間は

このままのゾンビ猫状態だなシロクン。

ゾンビ猫シロクンと

猫ぞんびシロクン

どっちの呼び名がいい?



猫ゾンビのくせに

かわいさをアピールしやがってからに



自分の かわいさ を分かっているような顔をしやがってからに



仮に

このままシロクンが本物の猫ゾンビになったとしても

俺の宿命はアレだな。

シロクンに噛まれて俺もゾンビになる宿命と思う。

そうするとなると

もう、人間社会からは隔離される存在になりますから

俺はシロクンと一緒に暮らせるな。ゾンビ同士な。

人間側に立って考えると

猫ゾンビと連携攻撃してくるゾンビつうのは

かなりやっかいなゾンビだ。








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2013/06/24 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

シャブ蔵なのか? クリティカ弱る







6月23日






  \ ガチャッ! /


『 母たちは、ちょっと夜まで出掛けてくるので、夜ご飯は自分で食べてね。 』


うう.........。

なんだよ............。

今、何時だよ...............。

ウォークマンで時間を見る。

午前8時30分...................................。

てめえ! よくも お母さん!

なみがある訳でもない日曜日の8時30分とか!

よくもやってくれたな!

そもそも

日曜なんかの夜飯なんか

8割は外で食ってるのに!

わざわざ今日に限って そんな事 言わんでもいいだろうが..............。

だから団塊なんかの男も女も気が利かないヤツばっかりなんだよー...............。

ほんとにも............ ぐーーー ぐごぉぉおおお スヤー...........。






はっ!





午後3時だ.............. と.......................。

おわった!

1日が終わった気がする....................。

なんてことだ.....................。

ということで

午後3時過ぎくらいから海へと急ぐ。

あーあ、残念だ。

今日 は ( も ) もう

1日、猫と遊ぶくらいしか出来ないな。









午後4時30分。

以前にコーヒー牛乳が居た場所を探すも



コーヒー牛乳見当たらず。

代わりに別猫の視線をあそこから感じる。



なんだおまえ?

もしかして、それで隠れているつもりか?



白い悪魔でもないしペロニャンでもない。

おまえ、誰猫だ?



少し寄り目がちな、その目は

もしかしてシャブ蔵か?

だとしたら久しぶりだな。



しかしながら

シャブ蔵はもっと寄り目だった気がするし

前脚の足先まで茶色と焦げ茶の縞々だった気がするし

別猫なのかも知れない。

しかしながら

俺を見ても逃げないし

頭を撫でてもジッとしているので

きっと過去に何処かで会っている猫なんだろうな。

この毛皮の色からして

猫ババアのとこの猫一族に違いないし。








漁村へと下りると

テトリスのブロック塀のとこで

カラスがギャーギャー!と五月蝿い。



今時期は何処ででもカラス五月蝿いな。

そろそろ子ガラスの巣立ちの時期なのか?

近くに巣があるのかも知れない。









クリティカでてきた。

なんだか、すごく痩せ細った気がするぞ...............。



声も嗄れているようで

『 ヒャー、ヒャー 』

としか鳴かない。

大丈夫なのか?



クリティカもシロクン・コーヒー牛乳と同じく

付き合いが長い猫ですから

すごく心配だ。

今年の夏も暑くなりそうだ。

乗り切れるかな。

おまえが望むなら

俺なんかの意味もなくズルズルと長そうな命を3年分くらいあげてもいいんだぞ。








2013/06/23 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

初めて黒野良猫を触れた







6月21日





雨が強くなる前に

現☆場近くで自販機探してたら

たぶん親子の野良猫たちが居た。



白黒の猫が母猫だろうか?

美人のカアチャンだな。

みんなでゲスマン (下水マンホール ) の上に居るけど

そこは涼しいのだろうか?

冬場とかもゲスマン ( 下水マンホール ) の上に居るのをよく見るけど

下に風呂とかの湯排水が通ると少しは暖かいモノなんかな?

それはそれでアレだけど

ゲスマンの上で涼んでいるとしても

こんなにみんなで密集してたら暑いんじゃないだろうか?





などと考えていたら

ニャー とも言わずに

1匹、寄ってきた。



かわいい..........。



黒色の野良猫、初めて触れた。

尻のほうを観察してみたら

かわいい黒い金玉がふたつ揺れていたので

シロクンが喜ぶ尻スパンキングをしてやったら

べつに喜ばなかった。


『 何故、今、尻を叩いたか? 』


と、言いたそうな顔で

下から見上げられた

猫にも色々と性格がある。








2013/06/22 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

右ほっぺたを怪我してたシロクン







6月19日






海遊びを終えて

シロクンに会いに行ったのは午後7時30分になってしまった。

前の日曜日は会えなかったからな。

元気にしてるだろうかシロクン。

遅くなってしまったが

この気温なら港のどこかに居るだろうと

腰から鍵束を外して

シロク~ン

お~い

しろのすけ~

弱猫白毛玉ぁ~

と、頭の中で念じながら

ジャラジャラさせると



シロクン!

元気してたか? 暑い日が続いたけど



流石に夏毛になってホッソリしたなシロクン。



シロクンの黒目が拡大してる時間帯に会うのなんて

すごく久しぶりだな。



あれ?

シロクン、右目が少しおかしくね?

なんだ? あれ?

ほっぺた怪我してるじゃんか..........。

猫に噛まれたような傷跡だな.........。

シロクン......... また、喧嘩、負けたんだな...........。

どこ猫だよ、くそう

喧嘩にしたって限度があるじゃないか

シロクンをいつもこんなにボコボコにしやがってなあ。

かわいそうに。








ということで

カリカリの小袋をひとつ与えて

車内へと戻る。

車を横付けして運転席の窓を開けると

シロクンが見ている。



なんか

にゃー にゃー 言ってる。



だいたい

言ってる事は想像できる。

シロクンは車が怖い。

その車の中に俺が居る。


『 おまえー! おまえー! 車に食べられちゃったのか? 』

『 大丈夫かー? でられないのかー? 』


みたいな事を言ってる気がする。

そんな事より

もう少し喧嘩強くなって欲しいなシロクン。

シロクンが会う度にボコボコになってると

次に会ったらどんななってるのか

心配になってしまう。








2013/06/19 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

昔のように








6月9日







午前中は家のゴタゴタを片付けていて

海へと向かったのは

午後2時30分頃になった。

海へと車はしらせているなかで

運転席の窓を全開にしておくと

とても快適なアレだった。

ここ最近は

少しだけ鼻がグズル時間帯もあるけれど

前ほど咳が出たり鼻水が出っぱなしなるという事はなくなった。

そろそろ黄砂の飛来も少なくなってきたんだろうか?








ということで

海到着の

チャリンコ乗って下の港までの途中。



前にコーヒー牛乳が居た場所を探すも

コーヒー牛乳いなかった。

少し残念に思いながらも

漁村へと下りると

クリティカでてきた。



猫の事あまり知らなかった昔は

こうやって尻尾を立てて近づいてくると

なんか俺に対して腹を立てているんじゃないかと怖かったな。









港到着の

突堤の先にシロクン発見と思いきや



突堤に近づいてみたら

ビニール袋だった。

けっ!

と、思いつつ引き返そうとしたら

シロクンでてきた。



あらら、シロクン。

左耳が去勢された猫みたくなってしまったな。



ということで

地べたに寝転がったシロクンの近くで

俺も腰を下ろして

一緒に ぐうたら 過ごしていたら

背後から


『 ニャッ! ニャッ! 』


という聞き覚えのある猫声が。

シロクンは飛び起きて そちらに駆け寄っていく。

コーヒー牛乳じゃないか。



鍵束の音も出していないのに

どうやって俺の事を探し当てたんだろう?

やっぱり匂いなのか?

そんなに俺って臭いのかな........。

などと思っておると

シロクンがフーーッ!として

少し険悪な状態に。



2匹の間に足を入れて

喧嘩が始まらないようにシロクンだけ誘導して

この場を去ろうとしたが

そんな上手く行かない。

一緒についてきてしまった。



それにしても

コーヒー牛乳とシロクンが一緒に居るなんて

懐かしい景色だ。



猫にも色々と事情があるんだろうけど

また、昔のように

シロクン、コーヒー牛乳、クリティカの3匹。

島横の漁村で一緒に暮らしていけないのかな?

そうしてくれると

俺も一箇所だけの猫視察になるから

とっても楽だし

漁村には観光客の目もないですから

アリガタイんだけどな。

こうやって2匹でいても

互いに威嚇し合って飛び掛ったりしないんだから

そこまで仲が悪いと言う事でもなさそうなのに。

みたいな事を考えていたら

シロクンがゆっくりと俺から距離をとって

離れて行こうとしているじゃないか..........。

尻尾を下げて寂しそうに見えた。

まて! まってくれシロクン!

ポケットにカリカリは少し残っていたので

コーヒー牛乳がカリカリ食っている隙に俺も島駐車場方向へと向かう。

俺から距離を取っていたシロクンも

それに気づいて後ろをついてくる。

猫にも色々あるんだなシロクン。 分かったよ。









島駐車場横の漁具小屋ベンチに腰を下ろすと

シロクンもピョンコ!と飛び乗ってきて

わざわざ俺の隣で眠るんだ。



退屈になってきたら

俺の腰に付けている鍵束で遊ぶ。



暫くすると

また

フンスー! フンスー! と、寝息が聴こえる。



こんなにかわいい猫を ( 容姿は傷だらけでボサボサの汚い白猫だけど )

俺は他に知らない。









2013/06/09 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

俺、カリカリ長者になりて、猫友に富を分配す ②








6月2日






こりゃあ、今日は会えないかも知れないな.........。

つってたら

ほええーーーっ! シロクンそんな近くに居たのか!?



キョトーン!とした顔しておるが

俺のがキョトーン!だよ!



おいおい、シロクン。

吸血野郎を取り除いた後の

体の具合はどうですか?



うわーん! シロクン!

傷だらけじゃないか...........。

左耳の先っぽなんて千切れちゃってるじゃないか............。



やっぱり

俺が予想していた通り

ここ最近の野良猫同士の勢力争いで

喧嘩の弱いシロクンはボッコボコにやられていたらしい。

頑張れ! シロクン!

ということで

今日はウェンディー君から お土産があるのよ。

アホ猫のおまえには理解できないと思うけど

とにかく

ついておいで。










はい。

これはウェンディー君という猫君の餌皿だよ。



シロクンよりも倍は生きた猫君だよ。

そんなウェンディー君からの お土産だよ。

とりあえず

シロクンはなにも理解できないと思うけど

この餌皿に、もしかしたら、ウェンディー君の匂いが

ほんの少しでも残っているかも知れない。

シロクンに

そのウェンディー君の匂いを感じてもらって

ウェンディー君という存在があったという事だけでも

鼻で感じて欲しいと思うよ。









あれ? ちょっと、シロクンちが............。



いやいや

シロクン、そうじゃなくって...............。



ちょっと! ちょっとまった!

シロクン、ちょっとストップ!



ぎゃああああああ

シロクン尻で! 無礼者! アホ白毛!








この...........。

ヘタレアホ白毛玉の無礼猫野郎が.................。



俺は、もう、ちょっと恥ずかしいよ?

天国のウェンディー君も


『 あ! あいつバカ猫だ! ニャッ!ニャッ!ニャッ! 』


と、笑ってると思うよ。

まあ、仕方ないか。

シロクン、アホ猫だもんな。

ようし

ちょっとそこで待っておれよ。



ええと..........。

成猫の腹いっぱいの量ってどんだけか?

俺はいつもカリカリの小袋ひとつしかあげないから

どれくらいの分量なのか分からないな.........。

ううん.........。

ひとつかみ、ふたつかみ、みっつかみ、よっつかみ

くらいかな?

( 後でT藻君に訊いたら 『 あげすぎwww それ、あげすぎwwwww 』つわれた )

ジャーン! シロクンどうだ!



さあ、たんとおたべ。

今日だけだからな。

ウェンディー君の弔いとしてだからな。



うん。

全部たべたらいいよ。

全部おまえのだ。

心配しないでおたべ。



シロクンは鼻息を荒くして

ガツガツガツガツ・カリカリカリカリと



目を細めて

幸せそうに



そうして

ほんの少し皿の底が見えるくらいで



何か思い出したかのように

餌皿から顔を上げて


『 うぁーーん! クルルルル...... うなぁあ~~ん! 』




あまり聞いた事ないような鳴声で鳴いてから

数歩 トテテテ....... と歩いて

ドタッ!と、その場に倒れた。



ふふふ

シロクン、腹いっぱいか?

幸せか? ウェンディー君に感謝しろよ?



それにしても

シロクン...........。



いくら大満足だからと言っても...........。



ちょっと、無防備過ぎやしないかね...........。

こんなにグニャグニャなシロクン

初めて見たかも知れないぞ。



あっ!

そういえば.............。

思い出した.................。

なんか餌にマタタビも混ぜてあるとか言ってたような..............。

それはそれで、まあ、アレとしても

この下顎の毛をヨダレでベショベショにして

もう、なんの心配事もないと言う様な顔。

きっとシロクン

激猫スティック・ファイナリアリティ・カリカリドリーム状態だな。



よかったなぁシロクン。

はらいっぱいでよかったなぁシロクン。

アリガトウ天国のウェンディー君。

辺りは俺が警戒しておくから

ゆっくり眠るといい。



20分かそこら

シロクンの寝息を聴きながらベンチに座っていた。












さて

シロクンの唾液がついたのを

元の袋に戻す訳にもいかないし

けっこう残ってしまったから

クリティカとコーヒー牛乳にもウェンディー君からの お土産だ。



体を厭えよクリティカ。

ウェンディー君のカリカリで元気になれよ。










さて

コーヒー牛乳。



おまえには頭に振りかけてやろう。



ウェンディー君のカリカリで

チカラをつけて

元の場所に戻ってこいよ。












ということで

これで初夏のウェンディー君弔いのカリカリ祭りは終了す。

これからは

いつもどおり

腹いっぱいにならない量しか与えないつもりだ。

みな

せめてウェンディー君の半分くらいでいいから

長生きして欲しいと思っている。








2013/06/04 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

俺、カリカリ長者になりて、猫友に富を分配す ①







6月2日






まず最初に

最近、友達の飼い猫さんがお亡くなりになった。

仮名でウェンディー君とす。

彼がウェンディー君。

俺の知っている白い悪魔に少し毛皮が似ている。

( 故猫君の画像を拝借しました )



彼は友達家族に愛されつつ16年生きた立派な猫。

俺の知り合いの野良猫友達よりも

きっと倍ほど生きた猫だろうと思う。

俺はウェンディー君に触れた事はなかったけど

友達の部屋へと続く廊下の途中で

ゴロリと寝転がっていたり

ソファーの上でだらしなく寝ている姿を

目を細めて眺めた思い出がある。

俺はウェンディー君へのお供え物にと

このカリカリの一袋を差し出した。



そうしたら

どうなったと思う?

こうなった。



香典返しならぬ

カリカリ大量返しだ。

まるで 《 わらしべ長者 》だ。

俺は わらしべカリカリ長者になってしまったのだ。

おまけに



ウェンディー君が愛用していたであろう餌皿まで..........。


『 38の友達のシロクンに譲渡するよ 』


とのことで

俺は、これらをアリガタク受け取る事にした。

ありがとうウェンディー君。

俺の猫友たちに

ウェンディー君への弔いとして

《 ウェンディー君のカリカリ大感謝しな祭 》

を、盛大に開こうと思った。

今日だけ

今日だけは

この有り余る大量のカリカリを

あいつらに腹いっぱい食わせてやろうと思ったのだ。









さあ!

ここに! 俺! カリカリ長者様が到着ぞ!

集え猫ども!

腹いっぱい食わせたる! ウェンディー君の幸せを分配してやる!

シロクン! シロクンは何処ぞ! 居らぬのか!



居ない.........。

こんな日に限ってシロクン居ないんだもんな.........。

この前のシロクンと吸血野郎騒動から

2度ほど

猫視察で見に来たけど

そのどちらもシロクンは姿を現さなかった。

吸血野郎を取り除いた後の

シロクンの容態が心配だったのに

あのアホ白毛玉は どこかに姿を隠したままだった。

仕方ないので

突堤の先端まで探しに行ったけど

ここにもシロクンは居なかった。



それでも諦めずに猫視察を続ける。

トンネルの入り口付近まで捜したけど

シロクン居ない。



もう少し

時間を改めてシロクンを探そうと思った。








島横の漁村へと移動す。

一度、海側の生活道路を歩いてみたが

コーヒー牛乳もクリティカも出てこなかった。

旅館の裏道に回る。



旅館の裏道に

猫の足跡があった。



この前の

雨が降った日に猫が歩いた様子だ。

クリティカよりは足のサイズが大きい気がした。

コーヒー牛乳か?

よく考えたら

コーヒー牛乳にも長く合っていない気がする。

5月8日以来、姿を見ていないな。

つってたら

クリティカ出てきた。



ようし、ようし

後でウェンディー君印のカリカリを腹いっぱい分もってきてやるからな。



やはり

クリティカはどこか体調が優れない様子だった。

少し心配だ。

それに

さっき発見した猫の足跡。

クリティカのよりは一回りほど大きいものだった。



さて

残りはコーヒー牛乳とシロクンを探すだけだ。

今日は感謝祭だ。

いや

謝肉祭のほうがシックリくるか。

なんとしてでも残り2匹のアホ猫を探し当てるぞ。



意気込んでおったら。

あそこから猫の鳴声が。



ここは国三神社に近い車道。

こんなとこに知り合いの猫など居ない。

もしかしてシロクンか?

こんなとこに逃げ延びてきてるのか?

と、思っておったら。



このように

ストトト! ピョン! ストトトトト!

と、駆け寄ってきたのはコーヒー牛乳だった。



危ない! 危ない!

ここは車道ぞ!

ということで



コーヒー牛乳の新しい棲み処?へと逆戻りす。



コーヒー牛乳って

なんか弄りたくなる顔してるんだよな..........。

ですから

ムニュー!としてやった。



ああ、やっぱりコーヒー牛乳だ。

相変わらずムカツク顔するわー............。



もしかしたら

最近は野良猫同士の縄張り争いが激化しているのかも知れない。

だから、こんな場所にコーヒー牛乳が居るのかも知れない。

いつも居た場所から

車道を挟んでいるから少し心配だ。

心配だけど

シロクンほど心配ではない。

俺の想像でしかないけど

コーヒー牛乳はシロクンよりも世渡りが上手い猫と思う。

世渡りつっても、猫の世界の事だけど。

どうしてかと言うと

今まで猫視察してきて

コーヒー牛乳が顔や体に傷を負っているのを

あまり見た事がないからだ。

きっと他の猫と喧嘩になりそうになると

コーヒー牛乳はサッ!と逃げているんだろうと思う。

シロクンの場合はそうじゃない。

シロクンは他の猫と鉢合わせになると

体が硬直してしまうんだ。

それで相手にボッコボコにやられてしまうっぽい。

そういう理由で

コーヒー牛乳はシロクンよりも世渡りが上手いと感じる訳だ。

ですから

あまりコーヒー牛乳の事は心配ではない。

姿が見えなくても

どこかで上手くやっているだろうと考える。










ということで

クリティカ、コーヒー牛乳の所在地は分かった。

後はシロクンだけだ。

コーヒー牛乳ですら

いつもの場所から少し離れた場所に居たから

きっとシロクンも ようく探したら見つかるかも知れない。

ということで

少し高所の集落を歩いて探す。

猫ババアのトコまできてしまった。



あいつは..........。



ヒトラー兄弟の片割れだな。

毛皮の毛足が長くて夏は大変だな。



このように

尻尾を相手側に巻いている場合は

けっこう相手を警戒している態度ですから

この猫を俺は触れない。



シロクンを探して集落の路地を歩き回り

1時間ほどが経過し

仕方なしに港まで下りてみると



この前の脚を怪我してる猫が港に居る。



あのう.........。

そこら辺はシロクンの縄張りだった筈なんだけど.............。

ということで

この2週間か3週間の間に

猫同士の勢力圏に変化があったようだ。

こりゃあ......... シロクン............。

今日は会えないかも知れないな..................。

と、考えておると。 (続









2013/06/04 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

シロクンに巣食う吸血野郎 ②







5月18日






これが! 最後の! ファイナルだああああ!



いうことで

シロクンが港で遊ぶ人間の子供らに神経を集中している間に

そっと吸血野郎の頭部付近をレザーマンのピンセットで挟み

出来るだけ真っ直ぐに引っこ抜くように

指先に神経を集めて

ピッ! と、してやったところ。



まさに一撃で........。

拍子抜けするくらいアッサリと.................。



引っこ抜かれてからも

脚をモゾモゾと動かしていて

もう、こっちの体もムズムズと痒いような気分になったけど

すごく嫌だが ようく観察してみた結果

けっこう上手に引っこ抜いたみたいで

吸血野郎ごとシロクンの皮膚組織も剥がしてしまったけど

ほんの少しのアレなので きっと大丈夫だろうと........。

しかも

吸血野郎の頭部も 皮膚の中に残さずに

バッチリ除去できたようで

俺はその場で小さくガッツポーズした。

シロクン、やったぞ

最初は無理だと思ったけど

バッチリくそったれの吸血野郎を除去してやったぞ。








さて

この くそったれの吸血野郎......... どうしてやろうか............。

ということで

そっと地面に吸血野郎を放って

足で踏みにじってやった。 ちょっとシロクン邪魔!



さらに

ちゃんと潰れて死んだだろうか

しゃがんで確認してみたら

ぜんぜん生きてる!

しつこい!

かくなるうえは!

ああ! もう! シロクン邪魔ぁぁあ! そいつ殺せない!



ほんとにもうシロクンは..........。

飼い猫みたいな行動とりやがってからに

折角、除去してやったのに

また吸血野郎に巣食われるぞアホ白毛!

ということで

今度は確実に抹殺す。



こんな写真を撮るのは

悪趣味な行動だと思うが



それだけ俺は この吸血野郎を憎んでいた。

ちゃんと抹殺した証明として残した。












シロクン...........。

俺にはいいから

ちゃんとレザーマンさんにアリガトウ言って................。



シロクン..............。

レザーマンさんにアリガトウ.............。



ま、まあ、仕方ねえな。

シロクン、猫だもんな。

自分の身に何が起こってたのかも認識してないだろうし。

でも、よかった、よかった。



ふふ、シロクン、上手くやってやったぞ俺は。











ということで

やはりシロクンが港で遊ぶ子供らを怖がるようなので

突堤の陰へと避難す。



そうか

今日は天気も好いし

レジャー日和だもんな

冬の間とかは釣人すら少なかった港だけど

この時期はシロクンも肩身が狭いのか。



それでも怖がるシロクン。

まあ、仕方ないか。

親の監視下から解放されつつある年齢の子供らだ

遊び声はデカイし、そこらじゅう走り回るしで



だからシロクンはアレか?

あんな漁具小屋の脇の茂みに身を潜めていたのか?

そこで吸血野郎に憑かれちゃった訳だ。

シロクンにとって悪い方向に事が運んでしまったな。








ということで

さらに突堤付け根の岩場まで避難す。



ここなら安全だろシロクン。



つってたら

その岩場の上まで子供らがよじ登ってくる始末。

俺も、あれくらいの年代のガキは嫌いだけど

まあ、シロクンも、色々と大変だな。

頑張って暮らせよシロクン。














ということで

大活躍してくれたレザーマン様。



少し不気味なので

加熱消毒す。



しかしながら

この日は

シロクンに会えて好かった。

レザーマンも持ってて好かった。

シロクン的には不幸な1日だったかも知れないが。










2013/05/24 EDIT CATEGORY:猫 & ドッグ TRACKBACK URL 

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